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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 1182–1183ページ

リベカ

(Rebekah)[恐らく,「雌牛」]

ナホルの息子ベトエルの娘。したがって,アブラハムにとっては,自分の兄弟の孫娘にあたります。リベカの兄弟の名前はラバンです。―創 22:20-23。

西暦前1878年,アブラハムは息子イサク(40歳になっていた)にふさわしい嫁を探すため,家の管理者を送り出しました。それは恐らくエリエゼルであったと思われます。エリエゼルは上メソポタミア渓谷に位置する「ナホルの都市」に来ました。そこの,とある井戸の所で,その僕は,頼みに応じて自分に水を飲ませてくれるだけでなく,彼の10頭のらくだにも進んで水を飲ませてくれるおとめがエホバの選ばれる女性であるようにと祈りました。(創 24:1-14)僕が祈っていると,リベカが水がめを携えて井戸にやって来ました。僕がリベカに少しの水を飲ませて欲しいと言うと,リベカは親切に彼に水を飲ませ,それから『かめの水を急いで飲みおけに空け,水をくむため何度も井戸に走り,こうしてすべてのらくだのためにくみ続けました。その間ずっとその人は驚嘆しながら彼女を見つめ,エホバが自分の旅を成功させてくださったのかどうかを知ろうとしてずっと沈黙していました』。リベカは,親切で,人をよくもてなし,振る舞いに慎みがあり,勤勉なことを示しました。加えて,『そのおとめは非常に容姿が良かった』のです。―創 24:14-21。

アブラハムの僕は自分の祈りが聞かれたことを悟り,リベカに金の鼻輪と美しい金の腕輪二つ(現代の価格にして約1,350㌦相当)を贈りました。リベカはそれを家族,すなわち母親と兄弟のラバンに見せ,彼らのほうはその客と従者を家に招きました。(創 24:22-32)しかし,客は食べ物に手をつける前に自分の用件を述べました。ラバンと父親のベトエルはリベカがイサクに嫁ぐことを承諾しました。金や銀の高価な品物や,極上の衣から成る贈り物がリベカとその家族に与えられ,それから全員が共に食事をしました。(創 24:33-54)そのようなやり取りによって,当時の習慣に従い,リベカとイサクとの間ではなく,それぞれの両親の間で誉れある結婚の契約が結ばれたことになりました。リベカはそのようにしてイサクと婚約し,それ以後は事実上イサクの妻になりました。

リベカの同意があったので,旅の一行は翌朝,当時イサクの住んでいた,ネゲブのベエル・ラハイ・ロイの近くまで遠い旅に出発しました。リベカの家族はリベカが出発する前に彼女を祝福して,「あなたは万の幾千倍にもなるように。あなたの胤はそれを憎む者の門を手に入れるように」と言いました。乳母のデボラと他の侍女たちもリベカに同行し,その内のだれも故郷に戻った者はいなかったようです。―創 24:55-62; 35:8。

目的地に着くと,花婿のイサクが近づいて来たので,リベカは頭きんをかぶりました。アブラハムの僕が任務中の出来事の一部始終を語り,エホバがその選択を導かれた次第を話した後,イサクはリベカを自分の母親の天幕に連れて入り,彼女を妻にしました。イサクはリベカをこよなく愛し,彼女から「母を亡くした後の慰めを得」ました。母親のサラは3年前に亡くなっていたのです。―創 24:63-67。

リベカもサラと同じように長年うまずめのままでした。イサクは根気強くエホバに懇願していましたが,19年ほどしてリベカは妊娠し,双子のエサウとヤコブを産みました。その双子がリベカの胎内で互いにもがいたので,妊娠中のリベカは非常に苦しみ,「一体何のためにわたしは生きているのでしょう」と言いました。エホバは,リベカが二つの偉大な国民の母となり,「年上の者が年下の者に仕えるであろう」と答えてリベカを得心させました。(創 25:20-26)パウロによれば,それは『約束による胤』の選びが全く神に依存することを示すためでした。―ロマ 9:6-13。

リベカはまた,サラと同じように,自分の立場を偽り,夫の妹になりすましたことがあります。それは,その地の飢きんのために家族がアビメレク王の支配するフィリスティア人の領土にしばらく居を定めざるを得なかった時のことです。リベカはかなり年を取っていたはずですが,非常に美しかったので,アブラハム契約の指名された相続人であるイサクは,リベカの夫であることを知られると殺される危険があると考えられました。―創 26:1-11。

イサクが年老いて長子のエサウを祝福する準備をしていた時,リベカは待望の祝福が確実にヤコブのものになるよう直ちに手を打ちました。(創 25:28-34; 27:1-5)ヤコブが長子の権を買い取ってそれに対する法的権利を有していたことをリベカが知っていたかどうか述べられていませんが,リベカはエホバが自分に告げられたこと,すなわち,年上の者が年下の者に仕えるということを十分承知していました。それで彼女は,ヤコブが父親の祝福を確保するよう取り計らうために処置を講じたのです。その結果はエホバの目的と調和していました。―創 27:6-29。「ヤコブ,I」を参照。

その後リベカは,エサウがヤコブを殺そうと企んでいることを知ると,イサクに働き掛け,嫁探しにヤコブを自分の故郷へ送り出させます。エサウが,自分たちの嫌いなカナン人から二人の妻をめとったため,リベカもイサクもひどく嘆いていたのです。―創 26:34,35; 27:41-46; 28:1-5; 29:10-12。

正確に言ってリベカがいつ死んだかということは述べられていませんが,ヤコブがメソポタミアから帰郷する以前だったことでしょう。(創 35:27)リベカはマクペラにあった一家の洞くつにアブラハムやサラと共に埋葬されました。そこには後にイサク,レア,ヤコブも葬られました。―創 49:29-31; 50:13。

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