-
使徒ものみの塔出版物索引 1951-1985
-
-
27:17 目71 7/8 28; 目66 4/8 26
-
-
使徒の活動 注釈 27章新世界訳聖書 (スタディー版)
-
-
スルテス湾: ギリシャ語シュルティスは「引きずる」を意味する語根に由来。スルテスは,北アフリカ沿岸(現代のリビア沿岸)の大きくくぼんだ所にある2つの湾の名前。西側の湾(チュニスとトリポリの間)は,小スルテス(今のガベス湾)と呼ばれた。そのすぐ東にあったのが大スルテス,現代のシドラ湾。この2つの湾は,潮によって絶えず位置が変わる砂州があり,危険だったため,古代の船乗りたちに恐れられていた。その浅瀬に入り込んでしまった船に関して,西暦1世紀のギリシャの地理学者ストラボンは,「無事に逃れる船はめったにない」と述べた。(「地誌」,17,III,20)ヨセフス(「ユダヤ戦記」,2.16.4 [2.381])は,人々はスルテスという名前を聞いただけで恐怖を感じたと述べている。付録B13参照。
-