12 それで，それらの都と市しはあなた方がたのために血ちの復ふくしゅう者しゃ*+からの避ひ難なん所じょとなるのである。これは，人ひとを殺ころした者ものが，裁さばきのため集しゅう会かいの前まえに立たつまでに死しぬことのないためである+。

19 「『血ちの復ふくしゅう者しゃ+である者ものがその殺さつ人じん者しゃを死しに至いたらせる。彼かれに出で会あったその時ときに，その者ものがこれを死しに至いたらせる。

5 そして，血ちの復ふくしゅう者しゃが追おいかけて来くる場ば合あいでも，その殺さつ人じん者しゃをその手てに引ひき渡わたしてはいけない+。それと知しらずに仲なか間まの者ものを打うって死しなせたのであり，これを以い前ぜんから憎にくんでいたのではないからである+。

7 すると，何なんと，一いち族ぞく全ぜん体たいがこのはしために向むかって立たち上あがり，『その兄きょう弟だいを打うった者ものを引ひき渡わたせ。あれが殺ころした+兄きょう弟だいの魂たましいのために+，あれを殺ころすためだ。その跡あと継つぎをも根ね絶だやしにしてしまおう！』と言いい続つづけるのでございます。そして，あの人ひとたちは残のこっている私わたくしの炭すみ火びの真まっ赤かな輝かがやきを必かならず消けして，地ちの表おもてで名なも残のこりの者もの*も，私わたくしの夫おっとにあてがわないようにするのでございます+」。