9 もし，王おうにとって確たしかに良よいと思おもわれるのでしたら，彼かれらが滅ほろぼされるようにと書かき記しるされますように。そうすれば，銀ぎん一いち万まんタラント*+を，私わたくしは王おうの金きん庫こに運はこび入いれさせて，その仕し事ごとをする者ものたち+の手てに[それを]支し払はらいましょう」。

5 さて，彼かの女じょは言いった，「もし，王おうにとって確たしかに良よいと思おもわれ，またもし私わたくしがみ前まえに恵めぐみを得え+，この事ことが王おうの前まえにふさわしく，そして私わたくしが[王おう]の目めにかなうのでしたら，あの書しょ状じょう+，すなわちアガグ人じん+ハメダタの子こハマンが，王おうのすべての管かん轄かつ地ち域いき+にいるユダヤ人じんを滅ほろぼそうとして書かいた+，その企くわだてを取とり消けす旨むね，書かき記しるされますように。