10 それでわたしは言いった，「ああ，主しゅ権けん者しゃなる主しゅエホバよ！ 確たしかに，あなたはこの民たみとエルサレムとを完かん全ぜんに欺あざむかれました+。『平へい安あんがあなた方がたのものになる』と言いわれたのに+，剣つるぎが魂たましい*にまで達たっしました」。

31 預よ言げん者しゃたちは実じっ際さいに偽いつわりのうちに預よ言げんし+，祭さい司したちは自じ分ぶんの力ちから*にしたがって従したがえてゆく+。そしてわたしの民たみはその状じょう態たいを愛あいしたのだ+。あなた方がたはその終おわりにはどうするのか+」。

14 そして，彼かれらはわたしの民たみの崩ほう壊かい*を軽かるく*いやそうとして+，平へい和わがないのに+，『平へい和わだ！ 平へい和わだ！』と言いう*。

17 彼かれらは，わたしに不ふ敬けいな態たい度どを取とっている者ものたちに向むかって何なん度ども何なん度ども言いう，『エホバは，「あなた方がたは平へい安あんを得えるようになる」と語かたられた』と+。また，彼かれらは自じ分ぶんの心こころの強ごう情じょうさのままに歩あゆむ+すべての者もの[に向むかって]，『災わざわいがあなた方がたに臨のぞむことはない』と言いった+。

9 「『「『それであなた方がたは，「あなた方がたはバビロンの王おうに仕つかえることにはならない」と言いっている+あなた方がたの預よ言げん者しゃ+や，占うらないをする者もの，夢ゆめ見みる者もの*+，魔ま術じゅつを行おこなう者もの，呪じゅ術じゅつ者しゃたち+に聴きき従したがってはならない。

10 それは，彼かれらが，平へい安あんがないのに，「平へい安あんだ！」と言いって+わたしの民たみを迷まよわせたため，実じつにそのためである。また，仕し切きりの壁かべを建たてている者ものがいるが，無む駄だに+水みずしっくいを塗ぬる者ものたちがいる+』。

11 その頭かしらたちはただわいろのために裁さばき+，その祭さい司したちはただ代だい価かのために教おしえ+，その預よ言げん者しゃたちはただ金かねのために*占うらないをする+。それでも彼かれらはしきりにエホバに頼たよって言いう，「エホバは我われ々われの中なかにおられるのではないか+。我われ々われに災わざわいが臨のぞむことはない+」と。