3 肉にくによる弱よわさ+があるかぎり律りっ法ぽうには無む能のう力りょくなところがあったので+，神かみは，ご自じ身しんのみ子こを罪つみ深ぶかい肉にくと似にた様さまで+，また罪つみに関かん連れんして+遣つかわすことにより+，肉にくにおいて罪つみに対たいする有ゆう罪ざい宣せん告こくをされたのです。

19 律りっ法ぽうは何なにをも完かん全ぜんにせず+，さらに勝まさった希き望ぼう+をそこに持もち込こむことがそれを行おこなったからです。その[希き望ぼう]によってわたしたちは神かみに近ちかづいて行ゆくのです+。

10 律りっ法ぽうは来きたるべき良よい事こと柄がらの影かげ+を備そなえてはいても，事ことの実じっ質しつそのものを[備そなえて]はいないので，年としごとに絶たえずささげる同おなじ犠ぎ牲せいをもって，[神かみに]近ちかづく者ものたちを完かん全ぜんにすることは決けっしてできないのです+。