6 「さあ,わたしたちは是非ともエホバのもとに帰ろう+。自らわたしたちを引き裂かれはしたが+,またいやしてもくださるからだ+。わたしたちをしきりに打たれはしたが,また包んでもくださる+。2 二日の後にはわたしたちを生かしてくださる+。三日目には起き上がらせてくださり,わたしたちはみ前で生きることになる+。3 そして,わたしたちはエホバを知るであろう。知ろうとして追求するであろう+。夜明けのように+,その出て行かれることは堅く定められている+。そして,降り注ぐ雨のようにわたしたちのところに来てくださる+。地に染み込む春の雨のように+」。
4 「エフライムよ,わたしはあなたに対してどのように行なおうか。ユダよ,あなたに対してはどのように行なおうか+。あなた方の愛ある親切が朝の雲,早く消えてゆく露のようであるからだ。5 このゆえにわたしは預言者たちによって[彼らを]断たねばならない+。わたしの口のことばによって彼らを殺さねばならない+。こうして,あなたに対する裁きは,進み出る光のようになる+。6 わたしが喜びとしたのは愛ある親切であって+,犠牲ではなかったからである+。また,全焼燔の捧げ物より,むしろ神を知ることであった+。7 それなのに彼らは,地の人のように契約を踏み越えた+。その所でわたしに対して不実に振る舞った+。8 ギレアデ+は有害な事柄を行なう者たちの町。その足跡は血である+。9 また,祭司のともがらは,人を待ち伏せしているかのようであり+,略奪者の群れとなっている+。路傍で,シェケム+で,彼らは殺人を犯す。彼らはただみだらな行ないをしてきたのである+。10 イスラエルの家でわたしは恐るべき事を見た+。その所にエフライムの淫行がある+。イスラエルは自らを汚した+。11 そしてまた,ユダよ,あなたのために収穫の時が定められている。それは,わたしの民の捕らわれ人たちをわたしが集め戻す時である+」。