3 王おうは続つづけた。「サウル家けに生いき残のこっている人ひとが誰だれかいますか。神かみの揺ゆるぎない愛あいを表あらわしたいのです」。ツィバは王おうに答こたえた。「ヨナタンの子こが1人ひとりいます。両りょう足あしが不ふ自じ由ゆうな人ひとです+」。

6 サウルの子こヨナタンの子こメピボセテがダビデのもとにやって来きて，すぐにひれ伏ふした。ダビデが「メピボセテ！」と言いうと，彼かれは「はい，王おうよ」と言いった。

3 王おうは言いった。「ところで，あなたの主しゅ人じんの孫まご*はどこにいますか+」。ツィバは王おうに言いった。「今いま，エルサレムにとどまっております。彼かれは，『今日きょう，イスラエル国こく民みんは祖そ父ふ*の王おう権けんを私わたしに返かえすことになる+』と言いっていました」。 4 王おうはツィバに言いった。「メピボセテのものは全ぜん部ぶあなたのものです+」。ツィバは言いった。「あなたの前まえでひれ伏ふします。王おうの好こう意いを得えられますように+」。