7 こうしたことの後あと，主しゅ人じんの妻つまがヨセフに目めを留とめ，「私わたしと寝ねて」と言いうようになった。 8 しかしヨセフは拒こばみ，主しゅ人じんの妻つまに言いった。「ご主しゅ人じんさまは，家いえの中なかのことを私わたしに任まかせ，全まったく心しん配ぱいしておられません。全すべてのものを私わたしに委ゆだねてくださっています。 9 この家いえに私わたしの上うえに立たつ人ひとはいません。ご主しゅ人じんさまが私わたしに下くださらないものはありません。でもあなたは別べつです。奥おくさまだからです。そのような非ひ常じょうに悪わるいことをして，神かみに対たいして罪つみを犯おかすことなど，どうしてできるでしょうか+」。

9 正ただしくない人ひとが神かみの王おう国こくを授さずけられることはない，ということを知しらないのですか+。思おもい違ちがいをして*はなりません。性せい的てきに不ふ道どう徳とくな人ひと*+，偶ぐう像ぞうを崇すう拝はいする人ひと+，姦かん淫いんをする人ひと+，同どう性せい愛あい行こう為いに身みを任まかせる人ひと*+，同どう性せい愛あいにふける人ひと*+， 10 盗ぬすむ人ひと，貪どん欲よくな人ひと+，酩めい酊ていする人ひと+，ののしる人ひと，脅おどし取とる人ひとが神かみの王おう国こくを授さずけられることはありません+。

5 皆みなさんは次つぎのことを知しっていて十じゅう分ぶんに理り解かいしているはずです。性せい的てきに不ふ道どう徳とくな人ひと*+，汚けがれた人ひと，貪どん欲よくな人ひと+は，偶ぐう像ぞう崇すう拝はい者しゃであり，キリストと神かみとの王おう国こくに関かん連れんしたどんな財ざい産さんも受うけることはありません+。

5 ですから，性せい的てき不ふ道どう徳とく*，汚けがれ，奔ほん放ぽうな性せい欲よく+，有ゆう害がいな欲よく望ぼう，また貪どん欲よくつまり偶ぐう像ぞう崇すう拝はいに陥おちいらないよう，地ち上じょうの体からだの各かく部ぶをいわば殺ころしなさい+。

3 神かみは，皆みなさんが聖せいなる者ものとなり+，性せい的てき不ふ道どう徳とく*を避さけることを望のぞんでいます+。