18 何なんと，神かみはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとのことを信しんじていない。

ご自じ分ぶんの天てん使し*をとがめる。

19 そうであれば，人ひとは粘ねん土どの家いえに住すんでいるのだから，なおさらだろう。

土つちで成なり立たっていて+，

蛾がのようにたやすくつぶされる。

20 朝あさから夕ゆう方がたまでに完かん全ぜんに砕くだかれる。

永えい久きゅうに滅ほろび，誰だれも気きに留とめない。

 2 「人ひとは神かみの役やくに立たてるだろうか。

洞どう察さつ力りょくがある人ひとは神かみの力ちからになれるだろうか+。

 3 全ぜん能のう者しゃはあなたが正ただしい人ひとであることを気きに掛かける*だろうか。

あなたが忠ちゅう誠せいを尽つくしたとして，神かみに何なんの得とくがあるだろう+。

 5 神かみにとっては，月つきも明あかるくはなく，

星ほしも清きよくはない。

 6 死しにゆく人にん間げんはなおさらだ！

うじなのだから。

人ひとの子こは虫むしけらなのだから」。