30 エヒウがエズレル+に来くると，イゼベル+はそれを聞きき，目めに黒くろい化け粧しょう*を塗ぬり，髪かみを結ゆって，窓まどから見み下おろした。

10 7日か目めに，アハシュエロス王おうは，ぶどう酒しゅで上じょう機き嫌げんになっていた時とき，そばで仕つかえる7人にんの廷てい臣しんメフマン，ビズタ，ハルボナ+，ビグタ，アバグタ，ゼタル，カルカスに命めいじて， 11 ワシテ王おう妃ひに王おう妃ひの頭あたま飾かざり*をかぶらせて王おうの前まえに連つれてこさせようとした。その美うつくしさを民たみと高こう官かんに見みせるためだった。王おう妃ひはとても美うつくしかったのである。 12 しかし，ワシテ王おう妃ひは廷てい臣しんが伝つたえた王おうの命めい令れいを拒こばみ続つづけ，来こようとしなかった。それで王おうは大たい変へん腹はらを立たて，激はげしい怒いかりに燃もえた。