29 神かみはその地ち域いきの町まちを滅ほろぼした時とき，アブラハムのことを気きに掛かけ，ロトをそこから助たすけ出だした。住すんでいた町まちから出でられるようにしたのである+。

4 神かみは，罪つみを犯おかした天てん使したちを処しょ罰ばつしないでおくことはせず+，タルタロス*に投なげ込こみ+，刑けいの執しっ行こうのために濃こい闇やみの鎖くさりで縛しばり*ました+。

5 彼かれらは故こ意いに次つぎのことを無む視しします。昔むかしから天てんがあり，神かみの言こと葉ばによって地ちは水みずから出でて，また水みずに囲かこまれて，しっかり立たっていました+。 6 そして，それによって当とう時じの世せ界かいは洪こう水ずいに見み舞まわれ，滅ほろぼされました+。