63 エドムからやって来くる者もの+，

鮮あざやかな色いろの*衣い服ふくを着きてボツラ+から来くる者ものは誰だれか。

立りっ派ぱな装よそおいをして，

大おおきな力ちからを持もって進すすんでくるこの者ものは。

「私わたしである。正ただしいことを語かたる者もの，

大おおきな力ちからで救すくう者ものである」。

 2 なぜあなたの衣い服ふくは赤あかく，

ブドウを搾しぼり場ばで踏ふむ人ひとの服ふくに似にているのですか+。

 3 「私わたしは搾しぼり場ばでブドウを独ひとりで踏ふんだ。

誰だれも私わたしと一いっ緒しょにいなかった。

私わたしは怒いかりのうちに人ひと々びとを踏ふみ続つづけ，

憤いきどおりのうちに彼かれらを踏ふみつけた+。

私わたしの衣い服ふくに彼かれらの血ちが跳はね掛かかり，

すっかり汚よごれてしまった。

 8 エホバは宣せん言げんする。

「その日ひ，私わたしはエドムから賢けん人じんたちを滅ほろぼし+，

エサウの山さん地ちから識しき別べつ力りょくを除のぞき去さる。

 9 テマン+よ，あなたの戦せん士したちはおびえる+。

殺さつりくにより，一人ひとり一人ひとりがエサウの山さん地ちで倒たおされるからだ+。