11 彼かの女じょの民たみは皆みなため息いきをつき，パンを探さがしている+。

貴き重ちょうな品しなと引ひき換かえに食たべ物ものを得えて，生いき延のびようとしている。

エホバ，ご覧らんください。私わたしは無む価か値ちな女おんな*のようになってしまいました。

11 私わたしの目めは涙なみだを流ながして疲つかれ切きった+。

胸むねの内うち*は激はげしく動どう揺ようしている。

肝かん臓ぞうは地じ面めんにこぼれ出でた。

私わたしの民たみ*が落おちぶれたために+。

町まちの広ひろ場ばで子こ供どもや幼よう児じが気きを失うしなっているために+。

12 子こ供どもたちは母はは親おやに尋たずね続つづける。「穀こく物もつやぶどう酒しゅはどこにあるの？」と+。

そして，傷きずを負おった人ひとのように，都と市しの広ひろ場ばで気きを失うしなう。

母はは親おやの腕うでに抱だかれながら，息いき絶たえていく。