7 「私がイスラエルを癒やす時,
エフライムの過ち+とサマリアの悪は暴かれる+。
彼らは欺き+,押し入って盗み,外では略奪を働く+。
2 私が彼らの悪全てを覚えているということを,彼らは考えもしない+。
今,彼らは自分の行いに取り囲まれている。
彼らは私の顔の真ん前にいる。
3 彼らは悪によって王を,
欺きによって高官たちを喜ばせる。
4 彼らは皆,姦淫をする。
パン職人が火を付けたかまどのようだ。
生地をこねて膨らむのを待つ間,かき立てなくてよいほど,燃え続ける。
5 王の日に,高官たちはぐったりした。
彼らはぶどう酒のせいで激怒する+。
王はあざける人たちに手を差し伸べた。
6 彼らはかまどのように燃える心で近づく。
パン職人は一晩中眠る。
朝になると,かまどの火は燃え盛る。
7 彼らは皆,かまどのように熱い。
自分の支配者たちを食い尽くす。
彼らの王たちは皆倒れた+。
彼らの誰も私に呼び掛けない+。
8 エフライムは国々と交じり合っている+。
エフライムは片面しか焼かれていない丸い菓子のようだ。
9 よそ者たちに力を奪われたのに+,それに気付かない。
髪が白くなったのに,それに気付かない。
10 イスラエルの誇りが罪の証拠だ+。
それにもかかわらず,彼らはエホバ神のもとに戻ることも+,
神を探し求めることもなかった。
11 エフライムは,分別がない単純なハトのようだ+。
エジプトに助けを求めたり+,アッシリアに行ったりした+。
12 彼らがどこに行こうと,私は彼らの上に網を広げる。
彼らを空の鳥のように落とす。
警告した通り,彼らを懲らしめる+。
13 彼らには災いがある! 私から逃げたからだ。
彼らには破滅がある! 私に対して違反を犯したからだ。
私は救おうとしたのに,彼らは私について偽りを語った+。
14 彼らは寝床で泣き叫びながらも,
心から私を呼んで助けを求めることはなかった+。
穀物と新しいぶどう酒のために身を傷つけ,私に背く。
15 私が訓練して,彼らの腕を強くしたにもかかわらず,
彼らは私に逆らい,悪事をたくらむ。
16 彼らは進路を変えたが,高いものに向かってはいない。
彼らはたるんだ弓のように信頼できなかった+。
彼らの高官たちは,反抗的な言葉を放つため,剣によって倒れる。
そうしてエジプトであざけりの的になる+」。