詩編 指し揮き者しゃへ。ダビデによる。 11 私わたしはエホバのもとに避ひ難なんした+。それなのに,あなたたちは私わたしに言いうのか。「鳥とりのように山やまへ逃にげていけ。 2 見みろ,悪あく人にんが弓ゆみに弦つるを張はり,矢やをつがえ,心こころの正しょう直じきな人ひとを暗くら闇やみから射いようとする。 3 法ほうの基き盤ばんが崩くずれているのだから,正ただしい人ひとに何なにができるだろうか」。 4 エホバは聖せいなる神しん殿でんにいる+。エホバの王おう座ざは天てんにある+。神かみはその目めで見みる。注ちゅう意い深ぶかい目めで人ひと々びとを調しらべる+。 5 エホバは正ただしい人ひとと悪わるい人ひとを調しらべ+,暴ぼう力りょくを愛あいする人ひとを憎にくむ+。 6 神かみは悪あく人にんに,次つぎから次つぎへとわなを仕し掛かける*。火ひと硫い黄おう+と熱ねっ風ぷうが彼かれらのために定さだめられている*。 7 エホバは正ただしい方かたであり+,正ただしい行おこないを愛あいする+。正しょう直じきな人ひとは神かみの好こう意いを得える+。