詩編

12 エホバ，私わたしを救すくってください。忠ちゅう実じつな*人ひとはもうおらず，

信しん頼らいできる人ひとは人ひと々びとの中なかから消きえうせました。

 2 人ひと々びとは互たがいにうそを語かたり，

お世せ辞じを言いい*，人ひとを欺あざむく*+。

 3 エホバは，お世せ辞じを言いう唇くちびると，

大おおいに誇ほこる舌した+を取とり除のぞく。

 4 このように言いう人ひと々びとを。「私わたしたちは舌したで優ゆう位いに立たつ。

自じ分ぶんの思おもうままに唇くちびるで語かたる。

誰だれも私わたしたちの主しゅ人じんとはなれない+」。

 5 エホバは言いう。「苦くるしむ人ひとが虐しいたげられ，

貧まずしい人ひとがため息いきをついている+。

私わたしは立たち上あがって行こう動どうしよう。

侮ぶ辱じょくする人ひとから彼かれらを救すくおう」。

 6 エホバの言こと葉ばは清きよい+。

炉ろ*で精せい錬れんされ，7回かい純じゅん化かされた銀ぎんのようだ。

 7 エホバ，あなたが彼かれらを守まもってくださる+。

彼かれら一人ひとり一人ひとりをこの世せ代だいの人ひと々びとから永えい遠えんに保ほ護ごしてくださる。

 8 悪あく人にんは気きままに歩あるき回まわる。

人ひと々びとが堕だ落らくへと進すすんでいるのをいいことに+。