(かざりだま)(Beads)
ガラス,宝石,金や銀などの材料で作った,穴のあいた小さな飾り。普通は首飾りとして身に着けられ,エジプトのミイラの着用品として発見されたほか,ギリシャやローマの墓,アッシリアの神殿跡,さらにはメギドやアシュドド,ベト・シェメシュなどで発見されました。
「ソロモンの歌」に出て来る愛らしいシュラムの娘に関して,「あなたのほほは編み毛の間にあって麗しく,あなたの首は飾り玉をつないだ輪の中にあって麗しい」と言われています。(歌 1:10)ですから,飾り玉をつないだ輪は明らかに,古代のヘブライ人の女性が使った飾り物の一つでした。―「飾り」を参照。