おぼえていますか
あなたは最近の「ものみの塔」誌を注意深く読まれましたか。そうであれば,次の点を覚えておられるでしょう。
● 預言者エゼキエルは,幻の中で与えられた命令に従い,文字どおり左のわき腹を下にして390日間,右のわき腹を下にして40日間横たわりましたか。
エゼキエルが幻の中でそうしたのか,日中に街頭で文字どおり横たわったのかを判断するのに十分なほど詳しいことは聖書に述べられていない。しかし,その預言と成就に関する理解は少しも変わらない。―503ページ。a
● ピリピ書 4章6節は,なぜ祈りとともに祈願についても述べていますか。
祈願は祈りの一形式ではあるが,すべての祈りが祈願であるわけではない。祈願はエホバ神に対する謙遜な願いであるが,より熱烈な形式を取る。―528ページ。
● 幼い子どもが親の功績にもとづいて神の恵みをうけるかどうかは何によって決まりますか。
子どもは両親に従順でなければならない。また,その年齢と事情に応じて神の意志を行なうよう努力しなければならない。―550,551ページ。
● 『すすんで信じる気持ち』が知恵となるのはどんな時ですか。
それは,確実な証拠と理性に基づいている時にのみ知恵となる。神の存在と,みことば聖書の信頼性を信じることは,その条件にかなう。―580ページ。
● マタイ伝 18章15節の中の,あなたの兄弟を『得る』とはどういう意味ですか。
それは会衆から追放,つまり排斥されるような結果を招く道からその人を引きもどして,会衆内にとどまるよう助けるという意味。―658ページ。
● マタイ伝 18章15節に従えば,自分とクリスチャン兄弟との間で『いさめ』ねばならないのはどんな種類の罪ですか。
それは実際に犯された罪であり,想像したものではない。その中には,詐欺とか中傷とかという罪が含まれる。―658ページ。
● 順応することはどんな場合に良いものとなりますか。またそれはいつ避けねばなりませんか。
それが聖書に示されている指針と一致し,協力しようという意識的な努力に貢献する場合,順応することは良い。しかし,神の恵みを享受するためには,神の正義の規準に反する道に順応することは避けねばならない。―666,667ページ。
● 男性はどんな意味で特に神の「像」と言えますか。
それはかしらの権の問題に関してであり,この点で男性は,創造物に対する神の立場を反映することができる。家族という取り決めにおいて,男性は地上では自分の上に立つかしらを持っていない。一方,妻や子どもたちは,家族の頭としての彼に従属している。―669ページ。
● 「忠実で思慮深い奴隷」によって与えられている霊的な食物に対して疑問が浮かんだらどうすべきですか。
会衆内の年長者の助けを求める。エホバの導きに従うことは幸福と命をもたらすことを思い出して忍耐強くある。あなたが真理を十分得心し,また,あなたを教えた人はあなたの福祉を心から考えてくれたことを確信していたゆえに弟子になったことを銘記すべき。さらに,忠実を保った人々にとって事態がどれほど良い結果になっているかを考える。―696ページ。
[脚注]
a すべて1972年の「ものみの塔」誌のページ数をさします。