遠い北国からの報告
● アラスカは北方の広大な寒い地域に位置しています。そこでは,892人のエホバのクリスチャン証人が喜びのうちに良いたよりを宣明しています。彼らはこの地域に住む32万以上の人びとに音信を伝えようと努力しています。しかし,それは容易なことではありません。アラスカの土地は広大で,人びとは遠くに散らばって住んでいるからです。それらの人びとのところへ行く唯一の手段は飛行機ですが,その方法は時々利用されており,よい見込みがあります。アラスカ支部の監督,ロンコ兄弟からの手紙には次のように書かれています。「陸路では行くことのできない178か村の人びとに証言を試みるという,非常に大きな挑戦が残されています。兄弟たちは,命の音信を携えてそれらの人びとのところへ行く計画を絶えず練っています。それらの村落に住む4万3,424人の人びとに会うことができるよう,エホバの霊と導きを祈り求めています。王国のわざに忙しく携わるなら,成果はあります。それは確かに楽しい仕事です」。―「1973年のエホバの証人の年鑑」から。