支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
日本において協会が印刷工場を持ち,雑誌を印刷しはじめたのは1972年でした。その当時伝道者は約1万3,000人で,毎号の発行部数は約18万冊でした。しかし,新しい印刷の仕事は祝福され,間もなく毎号40万冊以上の発行部数となりました。つまり野外での奉仕が拡大し出版物の必要が増大したのです。その頃までに伝道者も約5万人になっていました。
こうした祝福の期間中,神とその民によって愛され,立派にその務めを果たしたのは沼津市にあったベテルでした。その事務所と工場からの出版物は日本語を話す人々のために多大の貢献をしました。事実上,日本支部の仕事はそこを中心として管理されていました。野外での伝道の拡大と賛美者の増加は,より広い施設を求めることになりました。現在支部は海老名に移されています。そして永年その目的を果たしてきた沼津ベテルは,2月4日に正式に売却されました。永年にわたり日本中の兄弟姉妹が沼津ベテルのためにされた寄付や他の奉仕は,決してむだにならずに現在の新しい日本支部のために充当されています。海老名支部で以前の何倍もの奉仕がこれからささげられるでしょう。
2月の野外奉仕報告が手元にあります。とても良い報告が得られました。伝道者合計は5万9,775人となり10パーセントの増加でした。家庭聖書研究も最高数の8万5,182件でした。最も寒い月でしたが正規開拓者も新最高数で9,382人になりました。全体の約28パーセントの人が2月に開拓奉仕を楽しみました。
海老名ベテルでも野外と同様に立派な仕事が行なわれています。宿舎棟の一つを5月から使えるように,今急ピッチで仕上げが行なわれています。これが完成するとまず150人ほどがその新しい宿舎に入居することになるでしょう。海老名ベテルの建設と同時に東京ベテルも大がかりな改修工事が行なわれています。完成は8月頃の予定です。神聖な奉仕に忙しいみなさんと一緒に働けることは私たちの喜びです。
温かい愛を送ります,
日本支部で働く兄弟たち