1986年の神権宣教学校
1 過去42年間にわたって神権宣教学校で提供された進歩的な訓練は,エホバの王国に関する全世界的な証言を効果的に行なうことに大きく貢献してきました。もし,あなたに資格があるものの,まだ名簿に載っていないようであれば,わたしたちは今入学なさるよう強くお勧めいたします。1986年の神権宣教学校予定は2月の「わたしたちの王国宣教」と共に送られました。会衆内のすべての人は,指示を注意深く調べて読み,この優れた組織的な備えを十分に活用する決意をすべきです。
2 新しい人たちや割り当ての準備をする面で助けを必要とする他の人々は気がねなく神権宣教学校の監督に近づき,その必要を知らせていただきたいと思います。監督は喜んで個人的に助けを差し伸べてくれるか,あるいは他の資格ある兄弟がそうするよう取り決めてくれるでしょう。しかし,各研究生が積極性や判断力を示し,割り当てを準備するに際して熱心に進んで努力することは大切です。定期的に出席し,一つ一つの割り当てをまじめに考えて果たせば,あなたは宣教において進歩を示すことでしょう。そのように参加することは,会衆内の他の人々にも益をもたらすことになります。
3 神権宣教学校の監督,他の長老たち,そして資格ある奉仕の僕たちは第1の割り当てと聖書朗読からの目立った点を扱います。第1の割り当ては,10分間の講話と,それに続く5分間の質問と答えによる『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』の本の資料の復習から成っています。聖書朗読からの目立った点は,割り当てられた資料がなぜそしてどのようにわたしたちにとって価値があるかを認識するよう聴衆を助けるものとなるでしょう。時には聴衆を含めることもあるかもしれませんが,主に話し手自身が注意深く調べて準備した情報を提供します。これらの部分を扱う兄弟たちは,優れた話し手であるだけでなく,効果的な教え手でもある必要があります。―テモテ第一 3:2。テトス 1:9。
4 わたしたちは,忠実な王国奉仕のためにわたしたちを備えさせ,また訓練を与えるこの優れた取り決めの上に引き続きエホバの祝福があるようお祈りいたします。