出エジプトの道筋を調べる
6年間の調査の後,ある有名な考古学者は出エジプトの道を150マイル発見したと述べています。これは,イスラエル民族が,エジプトから約束の地に行く時に通った道筋のことです。そしてその考古学者というのは,ヘブル・ユニオンカレッジおよびジューイッシュ・インスティテユート・オブ・レリジョンの学長ネルソン・グルウエック博士のことです。1958年4月6日付のニューヨークミラー誌は,グルウエック博士の発見を次のように報告しています,『その地域はカデシバネアからハマスに至り,ちようどベエルシバの東にある。「イスラエル民族はこの方向に来るのを余儀なくされたのだ。これより西になると,山が多く,ところどころに深いくぼ地があり,水がない。これより東になると,砂丘と砂漠だけでやはり水が全くない。だから十分の水と牧草が得られたのはこの道以外にないわけだ。」とグルウエック博士は述べている。……この発見は聖書を証明するであろうか。これに対してグルウエック博士は,「もしあなたが聖書を信ずるならば,考古学の証明など必要ではない。しかし考古学は,聖書が信じられるものであることを実証した」と答えた。』