12月5日,木曜日
これらのことについてよく考え,打ち込みなさい。そうすれば,あなたの進歩は誰の目にも明らかになるでしょう。(テモ一 4:15)
真のクリスチャンである私たちは,エホバを心から愛しています。それで,エホバにできるだけ良いものを捧げたいと思っています。私たちは,自分にできる限りのことを行うために,目標を持つ必要があります。例えば,クリスチャンとしての人格を磨くことや,役立つ技術を学ぶことや,さまざまな方法で仲間に仕えることなどです。私たちがクリスチャンとして進歩することを目指すべきなのはなぜでしょうか。まず第一に,愛情深い天のお父さんエホバに喜んでいただきたいと思っているからです。私たちが自分の能力を十分に生かしてエホバに仕える時,エホバは喜んでくださいます。また私たちは,もっと仲間の兄弟姉妹の助けになりたいと思っているので,クリスチャンとして進歩することを目指します。(テサ一 4:9,10)エホバにどれほどの間仕えてきたとしても,私たちは皆,クリスチャンとして進歩することができます。塔研22.04 22ページ1-2節
12月6日,金曜日
彼女の肉を食い尽くし,彼女を火で焼き尽くします。(啓 17:16)
この世界の政治体制は間もなく,大いなるバビロン(世界を惑わしている間違った宗教全体)を攻撃します。この攻撃によって大患難が始まります。では,その結果,大勢の人がエホバを崇拝するようになるでしょうか。いいえ。それどころか,啓示 6章によると,エホバに仕えていない人たちは,山に例えられている政治体制や商業体制に保護を求めます。エホバは,神の王国を支持しないこれらの者たちをご自分に反対する者とご覧になります。(ルカ 11:23。啓 6:15-17)この緊迫した時に,エホバに忠実に仕える人たちは,ほかとは違う存在として目立つことになります。エホバに仕え,「野獣」を支持することを拒む人たちは,地上にほかにはいないからです。(啓 13:14-17)塔研22.05 16ページ8-9節
12月7日,土曜日
その天使は,地上に住む人々,すなわち,あらゆる国や民族や言語や種族の人々に伝える,永遠の良い知らせを携えていた。(啓 14:6)
神に仕える人たちが伝えるべきなのは,「王国の良い知らせ」だけではありません。(マタ 24:14)彼らは,啓示 8章から10章に出てくる天使たちの活動もサポートする必要があります。それらの天使たちは,神の王国を退ける人たちにどんな災いが臨むかを告げています。それで,エホバの証人は「ひょうと火」のようなメッセージを伝え,サタンの邪悪な体制のさまざまな要素に対する神の裁きを知らせています。(啓 8:7,13)人々は,終わりが近いということを知る必要があります。生き方を大きく変化させるなら,エホバの怒りの日を生き残ることができるからです。(ゼパ 2:2,3)とはいえ,このメッセージは受けの良いものではありません。ですから,このメッセージを伝えるには勇気が必要です。そして,大患難の時に伝えられる最終的な裁きについてのメッセージは,いっそう痛烈なものとなるでしょう。(啓 16:21)塔研22.05 6-7ページ18-19節