宗教的な犯罪者
「ニュージャージー州のパセイックで,ボストン大学の社会学者ウイリアム・シー・クバラセウスが,761人の犯罪者を調べてみたところ,ほとんどすべてが,いずれかの教会と関係しており,そのうちの4分の3の者は毎週教会に行くかあるいは時たま行くということが判明した。デトロイトのウエィン大学のウイリアム・ウォッテンバーグ博士によると,調査の対象になった2317名の犯罪者のうち43.5パーセントの者は教会に毎週行っており,25.5パーセントの者は時々行っているということである。ハーバード神学校の調べたところによると,ボストンとニューヨークの裁判所につれてこられた青少年の非行者のうち,驚くほど多くの者が毎週教会にかよっていたということが分かった」。以上は1960年11月号の「親の雑誌」にのせられた記事です。これは,教会の教育方針に決定的な欠陥があるということを,物語ってはいませんか。そうです,「ヱホバのことばをきくことのききん」があります。―アモス 8:11。