2冊の雑誌 ― 4人の証者!
ベネズエラの一婦人は,戸口におとずれたエホバの証者から「ものみの塔」と「目ざめよ!」を求めました。しかし読まずに置いておくうちに雑誌のことを忘れてしまいました。ところがある日,夫がレコードの間から雑誌を見つけてそれを読み,非常な興味をおぼえたので早速,協会の支部事務所をたずねて両方の雑誌を予約し,また他の聖書の手引も求めました。また御国会館で開かれる講演会に誘われたので,2,3週間ののち妻と一緒にやってきました。話を聞いて喜んだだけでなく,証者の友好的なことにも感銘を受けました。
それから家で聖書研究を開くことが取決められたのです。間もなくしてカナリヤ諸島から二人の義理の姉妹が来て聖書研究に加わり,御国会館の集会にも一緒に出席するようになりました。5ヵ月たたないうちに,4人とも家から家の伝道に参加し始めました。このすべては,2冊の雑誌がきっかけだったのです。