体裁が心配
● ニューヨークの牧師ハロルド・A・ボスレイの言葉が,1962年7月19日付マイアミ・ヘラルド紙に引用された。「この国の教会は間違いを恐れて何も言わなくなった。我々の保つ体裁の故に,我々の影を恐れるようになった。……かつてのアメリカの教会は社会道徳の管理者であり,いかなる者ともすすんで剣をまじえた。しかし,今日ではその役割を臆病にも投げ出している。米国全国教会会議の副議長シンシア・ウエデル氏の同様な言葉もヒューストンポスト紙に引用された。(1961年10月1日付),「なにか異論のある問題に教会が巻き込まれれば,教会の人気を失い,人が教会を去り,あるいは教会に来なくなるのではないかと恐れるようになった」。