アフリカにおける神権的拡大
ここシエラレオネには,人好きのする幸福そうな人々約252万人が住んでいますが,彼らの間で話されている言語は20以上にものぼります。ですから宣教者や他の伝道者たちは,この国のすべての人々に証言をする点で一つの問題に直面します。読み書きができるようより多くの人々を援助するという目標をめざして,エホバの組織はたいへんすぐれた働きを行なっています。記録の示すところによると,人口の90%近くが文盲のここシエラレオネにおいて,今ではエホバの証人の75%は読み書きができます。独りで聖書を読み,かつ宣教に十分に携わることができるのは,これらアフリカの兄弟姉妹にとって,なんと大きな喜びでしょう。
昨年,ギニア共和国では2人の新しい特別開拓者が首都コナクリで奉仕するよう割り当てられました。同市に住む10人の兄弟たちとともに,特別開拓者たちは首都のできるだけ多くの人々に良いたよりを伝えるよう努力しています。ギニアで開かれた記念式には合計626人が出席しましたから,この土地にも関心のある人がかなりいることがわかります。ある小さな村で開かれた最近の巡回大会には225人が出席し,すぐれたプログラムを楽しみました。昨年バプテスマを受けた人の数は27人でした。―エホバの証人の1974年度年鑑より