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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
塔08 4/1 3–4ページ

「すべての戦争を終わらせる戦争」

『これは必ず最後の戦争 ― すべての戦争を終わらせる戦争 ― になります』。―ウッドロー・ウィルソン,米国大統領(1913–1921年)。

これは,今から約90年前,第一次世界大戦の終戦当時に世界の一指導者が抱いた壮大な期待でした。世界的な戦争があまりにも悲惨だったため,戦勝国の人々は,払った多大の犠牲が永続的な平和につながることを願いました。というより,そう信じるしかありませんでした。しかし,人間の戦争によって,問題が解決されることはまずなく,戦争自体の根底にある問題がなくなることも,もちろんありません。

ウィルソン大統領が早まった約束をしてから約20年後,第二次世界大戦が勃発しました。それは前の大戦よりも多くの死者を出し,より甚大な被害をもたらしました。20年の間に生じた軍事技術の進歩によって,より大規模な殺戮が可能になったからです。第二次世界大戦が終わった時,世界の指導者たちは,戦争の起きるおそれがかつてなく大きくなったことに気づきました。

1945年に米国のダグラス・マッカーサー元帥は,次のように述べました。「これが最後の機会である。もしより優れた,より公正な体制が考え出されなければ,我々はハルマゲドンを迎えることになるであろう」。

マッカーサーは,第二次世界大戦の終戦間際に二つの原子爆弾によって広島と長崎がどうなったかを知っていました。その恐るべき破壊のゆえに,マッカーサーは「ハルマゲドン」という語に新たな意味を付したのです。つまり,地球文明の滅亡ともなる全面核戦争です。

人類はその後も核戦争の脅威に悩まされます。世界の超大国は1960年代に,「相互確証破壊」という戦略を考案しました。その目的は,両陣営が十分なミサイルと発射装置を持つことにより,先制攻撃を受けた場合の報復攻撃として,相手国の人口の25%と工業力の50%を破壊する能力を保証することでした。世界平和の維持を目的としてはいても,この戦略から安心感を得る人はほとんどいませんでした。

今日,核兵器は拡散し続け,局地的な戦争によって数え切れない人々の命が奪われています。人類は現在も核戦争の脅威におびえています。人々は戦争がなくなることを切望していますが,戦争や何らかの戦略によってこの願いが実現すると考える人はあまりいません。

しかしながら,聖書はすべての戦争を終わらせる類例のない戦争について述べています。そして,その戦争を「ハルマゲドン」という語 ― 人々がしばしば核戦争と結びつける語 ― で呼んでいます。では,ハルマゲドンはどのようにして戦争を本当に終わらせるのでしょうか。次の記事では,この質問が取り上げられます。

[3ページの図版のクレジット]

DTRA Photo

[4ページの図版のクレジット]

Nagasaki, Japan, 1945: USAF photo

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