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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2010
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神に近づく

『神はご自分をあなたに見いだされるようにされる』

歴代第一 28:9

あなたは神を知っていますか。この問いに答えることは,それほど簡単ではありません。神を本当に知るには,神のご意志や物事の仕方に精通する必要があります。そうすれば,自分の生き方全体に大きな影響を及ぼす,神との近しい関係を築くことができます。しかし,そのようなことは,本当に可能なのでしょうか。もし可能なら,どうすれば築けるのでしょうか。答えは,ダビデ王が息子ソロモンに与えた忠告の中に見られます。その忠告は,歴代第一 28章9節に記されています。

次のような場面を想像してみてください。それまで40年にわたってダビデがイスラエルを支配してきました。その支配下で国民は繁栄しています。間もなくダビデの跡を継ぐソロモンは,まだ若者にすぎません。(歴代第一 29:1)ダビデは死ぬ前に,息子ソロモンにどんな助言を与えるでしょうか。

ダビデはまず,神に仕える点での自分の豊かな経験を踏まえて,『我が子ソロモンよ,あなたはあなたの父の神を知りなさい』と言います。もちろん,頭で知りさえすればよい,と言っているのではありません。ソロモンはすでに,ダビデの神エホバを崇拝しています。ヘブライ語聖書の約3分の1は完成しているので,ソロモンはそれら聖なる書物が神について述べている事柄を知っているに違いありません。ある学者によれば,『知る』と訳されているヘブライ語は,「最も親しい知り合い」を指す場合があります。そうです,ダビデは息子が,ダビデ自身の大切にしてきたもの ― つまり,神との個人的な近しい関係 ― を培うことを望んでいるのです。

そのような関係は,ソロモンの物の見方や生き方に大きな影響を及ぼすはずです。ダビデは息子に,『全き心と喜ばしい魂とをもって神に仕えなさい』と勧めます。a 注目すべきなのは,神に仕えるようにという命令が,神を知るようにという訓戒のあとに与えられていることです。本当に神を知ったなら,神に仕えるようになるのです。とはいえ,中途半端な煮え切らない態度で仕えたり,二心のある偽善的な態度で仕えたりすべきではありません。(詩編 12:2; 119:113)ダビデは息子に,全き心と進んで行なう態度をもって神に仕えるよう切に求めます。

ダビデが息子ソロモンに,正しい動機と考え方をもって崇拝するように勧めるのはなぜでしょうか。ダビデは,「すべての心をエホバは探り,すべての考えの傾向をわきまえておられるからである」と説明しています。ソロモンが神に仕える動機は,ただ父ダビデを喜ばせるためだけであってはならないのです。神は,ご自分に心を傾ける誠実な人を探しておられるからです。

ソロモンは父親の模範に従い,エホバに近づくでしょうか。それはソロモン次第です。ダビデは息子に,「もしあなたが神を求めるなら,ご自分をあなたに見いだされるようにされるが,もしあなたが神を捨てるなら,あなたを永久に捨て去られるであろう」と告げます。ソロモンは,エホバを崇拝し,エホバと近しい関係になるために,エホバを知るよう真剣に努力しなければなりません。b

父親らしいその忠告から分かるように,エホバはわたしたちがご自分と近しい関係になることを望んでおられます。とはいえ,そのような関係を築くには,神を親しく知るための努力の一環として聖書を掘り下げて研究することにより,『神を求める』必要があります。神を知れば,全き心と進んで行なう態度をもって神に仕えるようになるはずです。エホバは,まさにそのような崇拝を望んでおられ,それを受けるにふさわしい方なのです。―マタイ 22:37。

[脚注]

a この部分を,「心をこめ,進んで行なう精神をもって神に仕えなさい」と表現している翻訳もあります。

b ソロモンは,確かに全き心をもって仕え始めましたが,残念なことに,忠実を保ちませんでした。―列王第一 11:4。

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