良いたよりを伝える ― 雑誌を用いて
1 最近わたしたちは,晩の雑誌のわざからとても良い経験がいくつかなされたことを聞いています。普段は家にいない人に会え,雑誌が配布され,予約さえ得られ,新しい家庭聖書研究が多く始まっています。あなたはこの活動に携わっていますか。みなさんの会衆では,晩の雑誌のわざがよく組織されていますか。もちろん,すべての人は雑誌の日のいつかに雑誌活動に参加しようとしています。晩の雑誌のわざは,日中時間をふさがれている人にとってまさに良い機会となります。
2 わたしたちの雑誌は,特別な雑誌運動の期間だけでなく,一年中重要なものです。雑誌を携えて区域をくり返し網らするのはそのためです。多くの区域では,人々は雑誌をよく知っています。表紙をたびたび見ているのです。しかしその人たちは,各号の雑誌には全く新しい記事が載せられていることに気づいているでしょうか。特別な記事を簡潔に話せるようわたしたちが各号の雑誌の内容に精通しているのが重要なのはその理由によります。
3 たとえば,6月15日号の「ものみの塔」を用いて,最初の記事を開き,その号が家庭生活を改善するのに確かに実際的な助けを与えていることを指摘できるでしょう。あるいは360ページのさし絵に注目させて,次のように言うこともできます。「あなたは今までに人生のむずかしい問題に直面したことがありますか。ここに説明されているとおり,将来に対して真実の希望を持つことは,そのような問題に対処する助けとなります。『ものみの塔』誌はそのような希望を差し伸べています。この号は姉妹誌の『目ざめよ!』とともにわずか50円の寄付でおわけしています」。時には,エゼキエルの預言に基づく記事にも,話をするための良い点があります。
4 雑誌に関心を持たせるために,さし絵を有効に用いることのできる場合もよくあります。たとえば,6月22日号の「目ざめよ!」を提供するさい,9ページのさし絵に注意を向けさせてから,こう言えるかもしれません。日本でも「世界の他の所と同じように,多くの家庭が分裂しています。子どもたちはますます親に敬意を払わなくなっています。この『目ざめよ!』誌は問題とその解決策を述べています。『ものみの塔』とともにわずか50円のご寄付でおわけしています」。いったん雑誌を手にしたら求める場合が多いので,雑誌に自分で目を通すよう相手にすすめるのは良いことです。
5 かなりの関心が示された家には,そのあと各号を携えて同じ人を再び訪問したいと思われるでしょう。このような方法で,最新号を携えて月に2回訪問する,雑誌径路さえできるかもしれません。
6 雑誌を用いる街頭のわざは,一般の人々の目に「ものみの塔」と「目ざめよ!」を触れさせるすぐれた手段です。街頭の適当な場所で持ち場につき,傍観者に近づいて親しみ深い証言をすることにより,多くの雑誌が配布されるでしょう。横浜の一会衆は,マリンパークでの晩の証言の時,伝道者が1時間の間にいつも10~20冊の雑誌を配布していると報告してきました。みなさんの区域で人々が集まる場所において雑誌を提供するそのような機会を用いますか。伝道者が入ることを許されないマンションの近くの繁華街は,すばらしい場所の1つかもしれません。そこに住む人々は街頭での雑誌のわざを通して証言を受けることでしょう。
7 みなさん自身の区域は雑誌を用いてよく伝道されていますか。では,みなさんの会衆は7月から9月までの月々,どこかの未割当区域で働くよう取り決めることができますか。数人の伝道者が自動車を持っているなら,田舎の道路沿いの村々や他の適当な区域で働くようにすることもできます。協会は入手できる区域を喜んでみなさんに割り当てします。そのような未割当区域で働くさい,予約を提供するのは良いことです。しかし予約が得られない場合は,二番目の提供として雑誌と書籍を組み合わせて勧めることができます。そのような区域では多くの雑誌が配布されるでしょう。しかしどんな区域で働くにせよ,ぜひ十分の量の雑誌を携えて行きましょう。いつの日か,みなさんは自分の配布に驚かれるかもしれません。