質問箱
● 集会が時間を超過しないようにするため,すべての人はどのように貢献できますか。
会衆の集会は,秩序正しい仕方で司会され,すべての事がらが「宜しきに適い,かつ秩序を守りて」行なわれねばなりません。(コリント前 14:40)このことには,集会を定められた時間内に終わらせることが含まれています。
だれでも,集会場所へ早目に行き,集会が始まる前に,遅れることなく着席することによって貢献することができます。すべての集会は時間通りに始められるべきです。集会そのものが時間通りに進められるためには,まず十分な準備が必要です。もし話や実演が注意深く練習されるならば,それは助けとなります。特別な手紙や報告を含めることが必要なときには,時間の割り当てを前もって調整することができます。長々しい,繰り返しの多い発表は,不必要な場合が多いものです。奉仕会の1部分を扱う兄弟が,割り当てられた時間を超過する場合には,適切な助言を与えることができます。
「ものみの塔」研究の司会者はたいてい,討議される資料をいくつかに分け,各部分にどれだけの時間を割り当てるかを決め,それから研究の間,その予定にきちんと従うのが最善の方法であることに気づくでしょう。司会者は自分自身の注解を短いものにすることができます。短くて要点をついた聴衆からの注解は,たいてい一番よいものです。日本語の「ものみの塔」は,英語よりも読むのにもっと時間がかかりますから,時には研究資料を1時間で終わらせるのがむずかしいことがあります。しかし,朗読者は,流ちょうに読めるよう朗読をよく練習することによって助けとなるでしょう。とはいえ,朗読者は大急ぎで読むことを避けるべきです。研究資料がいつもより長い場合,研究時間を10分間まで延ばしてもさしつかえありません。あるいは,長目の研究を1時間にとどめることを望むならば,省略できる適当な節を前もって取り決めておくとよいでしょう。
神権宣教学校で研究生が割り当ての時間を越えたときには,すぐに話を終えてもらえます。もし講話の話し手が時間を超過したならば,個人的に助言を与えることができます。学校のしもべは,自分の注解を適当に短かくし,研究生の話に対する助言を2分以内にとどめるならば,助けとなります。すべての人が協力するとき,集会はたいてい予定の時間内に終わらせることができます。