招待ビラを十分に活用する
1 会衆の招待ビラは,地域の人々に王国会館の住所と集会の時刻を知らせる点で有用です。接する人すべてにそれを渡すのは良いことでしょう。そのため,各会衆は招待ビラが十分在庫するようにしておくべきです。集会の時刻が変わる場合は,それに先立つ3か月前に「招待ビラ依頼書」を用いて新しい招待ビラを依頼してください。招待ビラを入手したなら,どのように活用すれば最も益になるでしょうか。
2 多くの奉仕者は,それを人に手渡すのが,自己紹介をし,会話を始める効果的な方法であることに気づいています。集会の予定や裏面の知らせは,わたしたちの業や目的について話すきっかけとなる場合があります。親は,子供が小さくても,戸口で招待ビラを渡すことで宣教に加わるよう助けることができます。手紙で証言する際,招待ビラを添え,集会に出席するよう招待することもできます。場合によっては,留守宅に招待ビラを残すこともできるでしょう。ただし,ドアの下や郵便受けに入れて,外から全く見えないよう注意してください。
3 招待ビラは,心の正直な人々を真理に導く手だてとなってきました。ある女性は招待ビラのおかげで,聖書を理解したいという長年の念願を果たすことができました。一晩じゅう神に祈ったあとのこと,その翌朝に証人の夫婦がドアのベルを鳴らしました。この女性は,ドアののぞき穴から外を見て,ドアは開けられないと言いました。証人たちは,招待ビラをドアの下に押し込みました。この女性は,「聖書に親しんでください」と書いてあるのを見てドアを開けました。すぐに研究が始まり,その人は後にバプテスマを受けました。わたしたちも,神の霊の力を過小評価することなく,招待ビラをいつも十分に活用して,自分の奉仕の務めを十分に果たしてゆきましょう。―「王国宣教」1994年2月号1ページもご覧ください。