新聞記事を読んで聖書研究に関心を抱く
マラウィのエホバの証人に対する迫害の記事がカナダのガルレーク・アドバンス紙に掲載されてから間もなく,ガルレークから約56㌔離れた,スウィフトカレントに住むエホバの証人の家庭に,一人の婦人から電話がかかりました。その婦人は,マラウィでの宗教上の迫害に関する新聞記事を読んで,聖書研究を始めたいと思ったのです。その時,エホバの証人である両親が不在だったので,息子が伝言を引き受けました。追って電話をかけてみると,その婦人は,自分の親族の半分はカトリック教徒で,残りの半分はエホバの証人であり,自分はどの宗教にも属していないことを説明しました。しかし,エホバの証人の様子を見ていると,彼らが精神的な平和と満足を得ているように思え,自分もそうしたものを得たいと強く願うようになった,とのことでした。その婦人は,自分と14歳になる娘のために聖書研究を望んでいました。さらに,放課後の時間に研究を司会してもらえるなら,年下の二人の子供たちも研究に参加させたいと言うのです。その人は,自分の住んでいる町ガルレークにエホバの証人を見いだせないでいましたが,自分の町に王国会館があることを聞いてとても喜びました。
電話を受けたエホバの証人は,それから,丁度その日の晩に集会を開くことになっているガルレーク会衆の人々に連絡をしました。集会へ行く途中,彼らは関心を持つこの婦人を訪ねました。そしてその日の晩,婦人と14歳になる娘は王国会館に来たのです。二人は,聖書研究の面でよく進歩し続けています。