真理の種をまき,育てる
1 人々に証言する時,文書を提供し,パンフレットや招待ビラを置いて来る時,わたしたちは王国の真理の種をまいています。イエスはわたしたちの業を,農夫が種をまくことに似たものとして描かれました。(ルカ 8:5-8)できる限り大勢の人々の心に種をまくのがわたしたちの願いです。皆さんも同じように感じておられるのではないでしょうか。
2 2月中,わたしたちは1月に引き続いて「王国ニュース第31号」と最新号の2冊の雑誌,それに「最善の生き方」と他のポケット版の書籍を一組700円の寄付で提供します。「王国ニュース」をよく用いて家の人と会話するよう努めましょう。
3 わたしたちのほとんどは,自分の奉仕時間の大半を家から家の業に費やしますが,それはふさわしいことです。わたしたちはそれぞれの家で少なくともだれかと話したいと思います。しかし,だれかが家にいるところに行き合わせるまで,二度,三度と訪問しなければならないことが少なくありません。また,他の人々にはその仕事場や勤め先で証言することもあります。多くの伝道者たちは街路での業に携わって,さらに他の人々と接触することに努めます。「わたしたちの王国宣教」は,庭園や中庭で働いている人々に近づくことや,配達とか修理にやって来る人たちに話しかけることを励ましてきました。種がどこで根づくかはだれにも分からないので,伝道の書 11章6節は,良心的に『種をまく』ようにと勧めています。
再訪問
4 使徒パウロは,真理の種を植えることと,それに水を注ぐことの両面に言及しました。(コリント第一 3:6)これは,人々を教え,弟子とするようにとのイエスのご命令と一致しています。(マタイ 28:19,20)ですから,わたしたちには,受け入れる気持ちのある人々を再訪問し,真理の種に水を注いで育てるよう努める責任があるのです。この事はどのように行なえるのでしょうか。
5 心の正直な人たちにとって,王国の音信は良いたよりです。王国はその人々の直面している諸問題を除去し,人類の必要としているものをことごとく備えるのです。それで,再度訪問する時,王国が成し遂げる事柄を聖書から示してあげてください。それと同時に,相手の人々が憂慮している事や関心を持っている事を知るように努めてください。そうすれば,王国のどの祝福が特に相手の人の心に訴えるかを見極める助けになるでしょう。―マタイ 10:7,12,13; 9:36。
定期的に参加しなさい
6 普通,再訪問をしたり,聖書研究を取り決めるよう努めたりするための時間を定期的に予定しておくのが最善です。多くの人たちは,日曜日に家から家の業に定期的に参加するのを習慣にしています。ほとんどの人は,最初の訪問のすぐ後に再訪問するのが最善であることに気付いています。あなたは,二,三日以内の,関心がまだ強い間に再訪問をしたことがありますか。それは大変効果的なことがあります。