機会をとらえますか
近づく記念式は感謝を示す時
1. 記念式はどのような特別の機会となりますか。
1 4月14日の記念式は,エホバの善良さへの感謝を深め,その気持ちを表わす特別の機会となります。ルカ 17章11-18節を読むと,感謝を示すことをエホバとイエスがどうご覧になるかが分かります。残念ながら,いやされた10人のらい病人のうち,努力して感謝を表わしたのは1人だけでした。贖いという神からの贈り物によって,将来,すべての疾患が完全にいやされ,永遠の命が現実になります。その時,わたしたちはその祝福のゆえに毎日エホバに感謝することでしょう。では,これからの数週間,どのように感謝を示せるでしょうか。
2. 贖いへの感謝をどのように深めることができますか。
2 感謝を深める: 感謝の気持ちは考えることによって育まれます。贖いに対する感謝と認識を培う助けとして,記念式の時期の特別な聖書朗読の予定が,「エホバの証人のカレンダー」や「日ごとに聖書を調べる」などに載せられています。家族で読んで話し合うのはどうでしょうか。そうするなら,贖いへの感謝が深まるでしょう。その気持ちはわたしたちの行ないに良い影響を及ぼします。―コリ二 5:14,15。ヨハ一 4:11。
3. 記念式の時期に感謝をどのように表わせますか。
3 感謝を表わす: 感謝は行動によって示されます。(コロ 3:15)感謝の気持ちを抱いたらい病人は努力してイエスを見つけ,感謝を示しました。また,その奇跡的ないやしについて熱意をこめて他の人に語ったに違いありません。(ルカ 6:45)わたしたちも,贖いへの感謝の気持ちに動かされて,記念式について知らせるキャンペーンに熱心に参加するのではないでしょうか。記念式の時期に補助開拓奉仕を行なうことや普段より多く奉仕することも感謝を表わす良い方法です。記念式の晩には,一般の人たちを歓迎したり,その方たちの質問に答えたりしたいと思います。
4. どうすれば今年の記念式を悔いのないものとすることができますか。
4 今年が最後の記念式になるでしょうか。(コリ一 11:26)わたしたちには分かりません。しかし,このことは確かです。つまり,今年の記念式が終わると,感謝を示す特別のその機会も過ぎ去ります。あなたはそれをとらえますか。感謝にあふれたわたしたちの口のことばと心の黙想とが,贖いを寛大に備えてくださったエホバの喜びとなりますように。―詩 19:14。