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使徒の活動 注釈 13章新世界訳聖書 (スタディー版)
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ピシデアのアンティオキア: ローマの属州ガラテアの町。フリギア地方とピシデア地方の境界に位置していたので,どちらの地方の一部と見なされるかは,時代によって違ったかもしれない。この町の遺跡は現代のトルコのヤルバチの近くにある。ピシデアのアンティオキアはここと使徒 14:19,21に出ている。地中海沿岸に程近いペルガの町からピシデアのアンティオキアに行くのは大変な旅だった。アンティオキアは海抜約1100メートルの所にあり(付録B13参照),油断できないこの山道には盗賊が出没した。「ピシデアのアンティオキア」をシリアのアンティオキアと混同すべきではない。(使徒 6:5; 11:19; 13:1; 14:26; 15:22; 18:22)「使徒の活動」に出てくるアンティオキアはほとんどの場合,ピシデアのアンティオキアではなく,シリアのアンティオキアを指す。
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