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コリント第一 注釈 1章新世界訳聖書 (スタディー版)
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分裂: または,「裂け目」,「分離」。イエスは弟子たちが一つになるよう祈り(ヨハ 17:20-23),パウロもクリスチャン会衆が一致団結していることに非常に深い関心を持っていた。パウロがコリント第一の手紙を書いた時(西暦55年ごろ)には,会衆内に派閥があった。アポロを指導者と見る人もいれば,パウロやペテロを好む人や,キリストだけに従う人もいた。(コ一 1:11,12)パウロは,神とキリストの下で仕える奉仕者にすぎない人たちを過度に重視しないよう助言した。(コ一 3:4-9,21-23; 4:6,7)ここで「分裂」と訳されているギリシャ語スキスマはコリント第一の手紙で3回使われている。(コ一 1:10; 11:18; 12:25)
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