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ルカ 注釈 2章新世界訳聖書 (スタディー版)
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エホバのキリスト: 入手できるギリシャ語写本は「主のキリスト」(トン クリストン キュリウー)としているが,ここの本文で神の名前を使う十分な理由がある。セプトゥアギンタ訳の現存する写本で,この表現は,「マーシーアハ」とテトラグラマトンを組み合わせたヘブライ語に対応していて,それはヘブライ語聖書で11回使われ,「エホバが選んだ人」などと訳されている。(サ一 24:6[2回],10; 26:9,11,16,23。サ二 1:14,16; 19:21。哀 4:20)付録C3の序文とルカ 2:26を参照。
キリスト: 直訳,「油を注がれた者」。または,「選ばれた者」,「メシア」。「キリスト」はギリシャ語クリストスに由来する称号で,「メシア」(ヘブライ語マーシーアハ)に相当する。どちらも「油を注がれた者」(「選ばれた者」とも訳される)という意味。マタ 1:1の注釈とこの節のエホバのキリストに関する注釈を参照。
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