脚注
d オハイオ州シーダーポイントで行なわれた,国際聖書研究生の第2回国際大会で特に「その日」と名づけられていた1922年9月8日,金曜日,ものみの塔協会会長はマタイ 4:17の聖句「天国は近づいた」に基づく,忘れ得ぬ話をしました。その講演の終わりから5節目と6節目で,J・F・ラザフォード会長は述べました。
「では,さとらぬ人々になぜ音信を伝えるのですか。だれかが聞くのですか。主の預言者がこう答えます,目があっても目しいのような民,耳があっても耳しいのような民を連れ出せ。国々はみな相つどい,もろもろの民は集まれ。彼らのうち,だれがこのことを告げ,さきの事どもを,われわれに聞かせることができるか。その証人を出して,おのれの正しい事を証明させ,これは『真実だ』と言わせよ。主は言われる,『あなたがたはわが証人,わたしが選んだわがしもべである。……あなたがたはわが証人であると主は言われる』― イザヤ 43:8-12。
「ここに明示されるとおり,宮級の人々はこの時代において主の証人です。それは人々に慰めのおとずれを伝え,天の御国は来ており,現存する幾百万の人は決して死なないことを告げるためです。それで,神のみ名をたたえ,神が主であることを人に知らせることは神の目的です。また神は,この緊急な時代に地上に一つの民を持つことを意図しておられます。その民は他のすべてと全く異なり,神の証人となり,恐れることなく『天国は近づいた!』と叫びます」。