脚注
a クリスチャンが忍耐を失うという重大な危険があることは,事実が証ししています。この問題を示すひとつの例としてひとつの国を取り上げてみますと,1970奉仕年度中,アメリカには,良いたよりを公に宣べ伝えるわざに不活発になった人が合計1万3,732人いました。これは監督たちの霊的注意を要求します。そのほか,神の義の律法を犯して排斥された人が4,332人いました。また,排斥された人びとの中には,悔い改めて,最後に再び会衆にもどることを許される人たちがいるということも,以前会衆から出されていて,1970奉仕年度中に復帰を許された人が合計1,642人いたことからわかります。アメリカでは1970年に,全部で1万3,469人が再び奉仕活動を行なうように助けられました。この数字は,アメリカの王国宣明者の最高数38万8,920人に比較すればわずかとはいえ,霊的事柄に注意を払い,霊的強さを保つよう,すべての人への警告となるはずです。―テモテ前 4:16。