4月22日,火曜日
エホバの日……についていつも考えましょう。(ペテ二 3:12)
エホバの日についていつも考えているなら,良い知らせを他の人に伝えたいという気持ちになります。でも,人の目が気になって話すのをためらってしまうことがあるかもしれません。ペテロもそうでした。イエスが裁判にかけられた夜,自分がイエスの弟子であることを明かすことができず,イエスを知らないと何度も言ってしまいました。(マタ 26:69-75)でも後に,「人々が恐れるものを恐れたり,動揺したりしてはなりません」と確信を持って言うことができました。(ペテ一 3:14)このペテロの言葉から,私たちも人への恐れを乗り越えられることが分かります。どうすれば人への恐れを乗り越えられますか。ペテロはこう言いました。「心の中で主キリストを神聖な方としてください」。(ペテ一 3:15)イエス・キリストが王であり,大きな力を持っているということを思い巡らしましょう。塔研23.09 27-28ページ6-8節
4月23日,水曜日
性的不道徳や,あらゆる汚れ……については,皆さんの間で口に上ることさえあってはなりません。(エフェ 5:3)
私たちは,「何も生み出さない闇の行い」に関わらないように闘い続ける必要があります。(エフェ 5:11)多くの実例から分かる通り,不道徳なものを見たり聞いたり話題にしたりするなら,間違ったことを行ってしまう可能性が高くなります。(創 3:6。ヤコ 1:14,15)サタンが支配する世界は私たちに,エホバが不道徳で汚れていると言っているものを全く問題がないと思わせようとしています。(ペテ二 2:19)サタンはこれまでずっと,正しいことと間違っていることを見分けられないように人々を惑わしてきました。(イザ 5:20。コリ二 4:4)実際,多くの映画やテレビ番組,ウェブサイトによって,エホバの基準に全く反する考えが広まっています。サタンは,汚れた行動やライフスタイルは問題がないものだと思わせようとしています。(エフェ 5:6)塔研24.03 22ページ8-10節
4月24日,木曜日
その人たちがしている神聖な奉仕は,天にあるものをかたどったもの,また天にあるものの影です。(ヘブ 8:5)
幕屋はテントのような造りになっていて,イスラエル人は移動するたびにそれを持ち運んでいました。エルサレムに神殿が建設されるまで,500年近く使われていました。(出 25:8,9。民 9:22)イスラエル人は幕屋に集まって,エホバを崇拝したり犠牲を捧げたりしていました。(出 29:43-46)でも幕屋は,はるかに優れたものを表していました。「天にあるものの影」で,エホバの偉大な神殿,つまり崇拝の取り決めを表していました。パウロは,「この天幕[つまり,幕屋]は今あるものを表して[いる]」と言いました。(ヘブ 9:9)このことから,パウロが「ヘブライ人のクリスチャンへの手紙」を書いた時点で,この取り決めはすでに存在していたことが分かります。この神殿は,西暦29年に存在するようになりました。その年にイエスはバプテスマを受け,エホバの「偉大な大祭司」となりました。(ヘブ 4:14。使徒 10:37,38)塔研23.10 25-26ページ6-7節