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神と人との前で結婚を誉れあるものに保つものみの塔 1977 | 7月1日
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をやめる』にあたり,今後は神のご意志に従って人生を生きる決意をしなければなりません。―ペテロ第一 4:1-3。コリント第一 7:17-24と比較してください。
37 現在の結婚の取り決めに法律上の認可を得るには,どんな処置を講じなければなりませんか。
37 ではどうすればよいでしょうか。もし離婚が可能ならその手段を講じます。そうすれば(どんな理由にせよ法的理由に基づいて)離婚したのですから,現在の結婚は認められた結婚として民法上有効なものとされます。真理を学ぶ前に重婚の罪を犯していた人についてもこれと同じことが言えます。その人も問題を(取り消しおよびまたは離婚によって)法的に解決するのに必要な手段を講じなければなりません。そうすれば男女いずれにせよその人は,一人の人の法律上の配偶者と認められるでしょう。
38 神の目から見て正しい結婚に法的認可を得られない立場にあっても,どうすれば,結婚を誉れあるものにしたい願いを持っていることを示せますか。
38 最後に,もし婚姻関係が神の言葉の示す原則にそむかないもので,民事当局の認可を得るべく最善の努力を払ったにもかかわらずそれが妨げられたなら,忠実を誓う宣言書に署名することができます。ある場合は,すでに指摘したように,当局の行動が極めて緩慢なために,法的手続きをすませることは,幾年もの歳月にわたる努力を必要とする問題となることがあります。またはその費用が押しつぶされそうなほどの重荷となり,それを払えるようになるまでには幾年もかかるかもしれません。そのような場合には,忠実を誓う宣言書が現在の結婚を誉れあるものとみなすための根拠を会衆に提出します。その一方で当人は法律面の問題を解決すべく,引き続き良心的に最善を尽くす努力をします。多くの地域社会では,いや国全体の中でさえ,人々自身は結婚と関係を持つ法的要素をほとんど重要視せず,むしろ忠実な結婚関係の証拠として実際に見ることのできる事柄のほうにはるかに深く感動する事実は,注目に値します。しかしそういう場合でもクリスチャンは,自分の結婚が誉れあるものであることを疑問の余地のないまで確立するために,用い得る,あるいは自分のために開けてくる手段を何でも用いるよう,謙そんに努力すべきです。
39 結婚を誉れあるものに保つ努力をするとき,クリスチャンはどんな確信を持つでしょうか。
39 以上の基本的な原則を心に銘記しているなら,クリスチャンは国家が与える認可を過小評価することも過大評価することもせず,平衡の取れた方法で問題に対処できるはずです。男女いずれにせよ,結婚に対する神の見方を常に第一に重要視すべきです。それとともに,自分の配偶者に対する忠実と献身的な愛情の優れた模範を示すことにあらゆる努力を傾け,そうすることによって結婚を「すべての人の間で誉れあるもの」に保たねばなりません。そのような行ないは神の祝福をもたらし,また結婚の創始者であるエホバ神に誉れと賛美を帰す結果になります。―コリント第一 10:31-33。
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「一日のうちそよ風の吹くころ」ものみの塔 1977 | 7月1日
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「一日のうちそよ風の吹くころ」
◆ エホバがエデンで,不従順なアダムとエバに裁きを宣告されたのは,「一日のうちそよ風[文字通りには霊,または風]の吹くころ」でした。(創世 3:8-19,新)これは,エデンの園があったと思われる地域で心地良い涼風の吹く,日没前のひと時を指していたようです。伝統的にエデンの園があったと考えられている場所は,トルコ東部にあり,アララテ山の南西225㌔,ワン湖から数㌔南へ行った所に位置しています。
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