-
どの神の名によって歩むかを決定すべき時ものみの塔 1973 | 3月15日
-
-
崇拝しています。使徒パウロは,「異邦人の供ふる物は神に供ふるにあらず,悪鬼に供ふるなり」と言いました。(コリント前 10:20)そしてこれらの神々の上には,パウロが「この事物の体制の神」と呼んだもの,すなわちサタン悪魔がいます。―コリント後 4:4,新。
28 「国々の民の神々はすべて無価値な神々だ」と言った,霊感を受けた詩篇作者は,諸国民の神々を正しく評価しました。(詩 96:5,新)エホバ神がハルマゲドンでそれらの神々を一掃される時,またサタン悪魔とその配下の悪霊を縛って底のない穴に入れる時,人類にとってそれらの神々は何の価値があるでしょうか。―黙示 16:16; 20:1-3。
29 (イ)今神々に関して中立の立場を取る余地はありません。なぜですか。(ロ)ミカ書 4章5節に従って,真の崇拝を築くことに従事している人びとはどんなことを堅く決意していますか。
29 わたしたちはその時,すなわち神の時に急速に近づきつつあります。神々に対して中立の立場を取ることはもはや不可能です。現在発展しつつある世界情勢は,最後の決定をわたしたちに迫っています。わたしたちはだれを選びますか。真の神ですか,それとも諸国の人びとが献身している無価値な神々ですか。忘れないでください。ミカ書 4章1節から4節の預言は今日成就しつつあるのです。それでわたしたちは,その預言のすぐあとにつづくミカのことばをよく考えてみる義務があります。ミカのことばは,この滅びに定められた世界の偽りの神々すべてに挑戦することをわたしたちに要求しています。ミカはこう言います。『すべての民はみな各々その神の名によりて歩む しかれども我らはわれらの神エホバの名によりて永遠に歩まん』。(ミカ 4:5)これは,エホバ神がおつくりになった霊的神殿での清い崇拝を築くことに携わっている霊的イスラエルの残れる者全員が下した不動の決定です。これはまた,エホバの霊的神殿の地的な中庭に流れ入りつつある国際的な『大いなる群衆』が下している決定なのです。これはわたしたち各人が個人的に下している決定でしょうか。
30 (イ)イエスご自身はそれが正しい決定であることをどのように示されましたか。(ロ)わたしたちが「世々限りなく」崇拝できる神はだれですか。それはわたしたちにとって何を意味しますか。
30 それは唯一の正しい決定です。それは,イエス・キリストご自身が先頭に立って,専心の献身をもって崇拝する唯一の神を支持する決定です。キリストの完全な模範にならうのでなければ,だれも真のクリスチャンになることはできません。(詩 69:9。ヨハネ 2:13-17; 20:17。黙示 3:12)偽りの神はすべて滅び,彼らの崇拝者たちも彼らとともに滅びます。エホバだけが滅びることのない,不滅の,そして「世々限りなく」生きる真の神であられます。エホバはわたしたちが「世々限りなく」崇拝できる神です。この崇拝を選ぶことは,エホバにとっては永遠の立証を,わたしたちにとってはエホバの平和な新秩序における終わりのない祝福を意味します。―テモテ前 1:17。詩 90:2。
-
-
「王国のこの良いたより」は宣べ伝えられているものみの塔 1973 | 3月15日
-
-
「王国のこの良いたより」は宣べ伝えられている
● 過去30年間に,30冊の年鑑を含む60冊以上の書籍を編集し,2億3,053万314冊の聖書と聖書研究の手引き書の印刷製本を取り決めることができたのはエホバの証人の統治体にとって喜びでした。また同期間に,32ページと64ページの小冊子を5億3,217万9,367冊生産するよう取り決めました。これらのものは160以上の言語で発行され,世界中の家庭聖書研究で広く用いられてきました。過去30年間に,19億7,320万4,860冊の「目ざめよ!」誌に加えて,22億670万4,870冊の「ものみの塔」誌が印刷され,配布されました。言い替えれば,世界中のエホバの証人の組織は,エホバの証人の伝道のわざで用いられるように,わずか30年間に49億4,261万9,411冊の出版物が印刷されるよう取り計らいました。―「1972年のエホバの証人の年鑑」から。
-