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両親よ,自分の子供たちを訓練しますかものみの塔 1961 | 7月1日
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の奉仕者になりたいとのぞむでしょう。それで,子供の前に良い模範を示しなさい。子供たちに愛と同情を示しなさい。子供たちの問題や経験に耳を傾けなさい。子供たちのはなしに耳を傾けてやると,子供たちは自分の考えが両親にとって重要であると感じます。そして,また,あなたは子供の考えが何であるかを知ります。あなたは子供に気をくばり,子供の持つ諸問題の解決を助けることができます。もしあなたが子供の言葉に耳を傾けないなら,だれか別の人が耳をかたむけるでしょう。子供たちは悪い助言を受けるかも知れません。
17 (イ)どの子供も何を必要としますか。これはどのように取りきめられますか。(ロ)両親はどのように宣教者の精神を子供に植えつけることができますか。両親が子供に与えることのできる最大の祝福は何ですか。
17 あなた御自身が訓練をうけたいとのぞむ仕方であなたの子供たちを訓練しなさい。子供たちについて気をくばりなさい。両親よ,いまあなた方の子供たちはどこにいますか。子供たちは何をしていますか。子供たちと心から打ちとけて話し合ったのはいつでしたか。どの子供も,両親が自分だけにかまってくれる機会を必要とします。子供といっしょに散歩することによって,この機会を与えなさい。こうすれば,子供はあなたを良く知るようになります。奉仕のとき,ピクニックのとき,自動車に乗るとき,子供を連れて行きなさい。子供といっしょに遊びなさい。洗礼式,会衆の集会全部,エホバの証者の全国大会および国際大会にあなたの子供を連れて行きなさい。できるなら,子供の側で働きなさい。休暇開拓者になって伝道し,教えるよう子供をはげましなさい。御国証言の必要の大きなところで子供もあなたといっしょに奉仕するようにしなさい。年鑑(英文)の経験を読んだり,宣教者や開拓者をあなたの家に招待したりして,子供の心に宣教者の精神を吹きこみなさい。兄弟たち,神の御言葉の真理,新しい世の社会を愛するように子供たちを教えなさい。なぜなら,これは生命の道だからです。両親が子供を御国奉仕に上手にみちびくなら,それにまさる大きな祝福を子供に与えることはないでしょう。なぜなら,それは永遠の生命にみちびく道だからです。
18 (イ)たいていの場合どんな教訓をうける子供たちは,初期の訓練をしっかり守りますか。(ロ)正しい子供の訓練は,何について立証しますか。
18 子供たちが勤勉であるように訓練されるとき,毅然とした態度と愛情を程々にまぜて子供たちが制御され,矯正されるとき,つらいことにも耐えしのび,自分たちの立場を守って従うようにこらしめられるとき,そして彼らの前に良い模範を示し,彼らのため,および彼らといっしょにたえず祈りがささげられて訓練が強化されるなら,子供たちはたいていこの道からはなれません。子供たちがどこへ行こうと,生きているかぎり,その訓練の良い結果は見られます。そのように良く訓練された子供たちは,両親にとって深いよろこびの源になります。たしかに,両親よ,エホバの御言葉は次のように述べています,「正しい人の父は大いによろこび……」。(箴言 23:24,新口)それで,両親よ,あなたの子供をその行くべき道に従って訓練しなさい。もしそうするなら,あなたの子供はあなたのよろこびとなり,神権制度にとって祝福となり,そして子供たちの訓練のためにエホバが始められた取りきめ,すなわち父親と母親が重要な地位についている家庭という取りきめを立証します。
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子どもも真理を認識するものみの塔 1961 | 7月1日
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子どもも真理を認識する
セント・マーチン
伝道者たちは,自分の子どもたちと聖書を研究すべき重要性に気づきはじめています。ひとりの兄弟はこれに気づいて,妻は真理にはいってはいないが,子どもたちと聖書の勉強をしました。聖書研究という援助がなかったなら,真理など決っして知るようにならなかったであろうこのふたりの子どもは,いまでは活発な伝道者です。父親は,子どもたちが,不信者の母親と真理について議論しているのを耳にはさんだといっています。楽園のことを母親に話したあと,ひとりの子どもが言いました,「お母さん,そこのところ理解できない? ずいぶんはっきりしているからだれにでも分かるはずなんだがなあ」。
子どもたちが,短時間に真理についてどれだけのことを習うかは驚くほどです。13歳の伝道者は,どのように真理を学んだかを話しています。ある伝道者が母親と聖書の勉強をしている時に聞いていたのです。彼女は「御国のこのよいたより」という小冊子の助けによって真理を学びました。そして,いまでは,クラスメートと一緒に聖書の勉強をしています。また,訓練計画にしたがって,年上の円熟した姉妹と一緒に定期的に野外奉仕をしています。ことしは,8人の新しい伝道者が奉仕をはじめましたが,彼女はそのうちのひとりです。―1961年のエホバの証者の年鑑より
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