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メシヤを確認する強力な証拠ものみの塔 1966 | 1月15日
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は五十二日を経て,エルルの月〔12番目の月〕の二十五日に完成した」。エルルの前月アブは30日の月ですから,城壁の建設は紀元前455年アブの4日すなわち7月27日,28日に始まり,紀元前455年9月16,17日に完了したに違いありません。それはなおアルタシャスタの第20年にはいります。
27 紀元前455年がシオンに対する恵みの年として注目されるのはなぜですか。
27 たしかにダニエルの預言は真実です。ペルシャ王アルタシャスタ・ロンジマナスの第20年は,シオンに神の恵みが示され始めた時として特筆すべき年です。それは歴史上最も顕著な年の一つにかぞえられるでしょう。それは長く待ち望まれた神の女のすえ,メシヤの出現に至る69週の年の初めにあたるからです。―ダニエル 9:25。
28 (イ)「七十週」に関するダニエルの預言は,ユダヤ国民と今日のわたしたちにとってどんな目的をはたすものとなりましたか。(ロ)バプテスマのヨハネが現われたとき,ダニエルの預言の示す時にユダヤ人が注目していたことは,どうしてわかりますか。(ハ)第七十週目の半ばと終わりに何が起きましたか。
28 ダニエルのこの著しい預言は400年のあいだ光となってきました。それだけにとどまらず,この預言はユダヤ国民にとり,また今日のわたしたちにとってもメシヤを見分ける最も強力な証拠のひとつでした。483年の期間の過ぎないうちに,メシヤの先駆者に関する預言が成就し,ユダヤ人はバプテスマのヨハネがメシヤの出現を告げるのを聞きました。事実,ダニエルの時の預言を含めて預言を考え,またバプテスマのヨハネのわざを見たユダヤ人は,君なるメシヤの現われることを期待していたのです。ルカによる福音書 3章15節に次の言葉があります。「民衆は救主を待ち望んでいたので,みな心の中でヨハネのことを,もしかしたらこの人がそれではなかろうかと考えていた」。ダニエルの預言通り,最後の週の年の半ば,すなわち3年半の宣教の後にイエスは絶たれました。イエスは秋の月チスリに始まった陰暦の年の半ばにあたるニサンの月の14日に,苦しみの杭の上で死なれました。それから3年半たって七十週目の年が終わりを告げると共に,コルネリオに油がそそがれました。コルネリオは異邦人の中からはじめてキリストのからだの成員に選ばれて油そそがれた人です。―イザヤ 40:3。マタイ 3:3。ダニエル 9:24。
29 ダニエルのこの預言をしらべることからどんな感銘を受けますか。わたしたちは何をすべきですか。なぜそうですか。
29 ひとりびとりの人間のみならず国々の民に関連したこのような預言を成就させるに必要な驚くべき力と先見を考えるとき,分別のある人はイエス・キリストをメシヤとして認め,あるいは少なくとも相当の考慮を払わざるを得ません。生命を真実に願う人はそうします。メシヤは神の女のすえであり,また神の敵を滅ぼすアブラハムのすえだからです。またこのすえによって,全地の民が自分を祝福します。全能の神エホバのみ子であり,油そそがれた王また導き手であるこのかたに信仰を働かせ,その教えを守ることによってそうするのです。―創世 22:17,18。
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創造者を見い出すものみの塔 1966 | 1月15日
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創造者を見い出す
◆ 仏教も共産主義も創造者に関して,人々を暗やみに閉ざしていますが,このことを考え,真理を探求している人もかなりいます。ベトナムのある若い父親は進化論をあまり信じていませんでしたが,お祭りの時にひろった聖書の冊子を読んで興味をおぼえました。後日,彼は欽定訳聖書を自分で求め,創造に関する記録を読んで満足しました。しかし子供たちから太陽や星などについて尋ねられると,答える事ができないありさまでした。その後宣教者が聖書を教えて回っている事を聞き,宣教者の家を訪ねました。宣教者はエホバの証人でしたから,真理を求めている人をすぐ帰す事はありません。「楽園」の本を用いて研究が始められ,その人は創造の驚異をだれに感謝すべきかを知る人々の列に加えられました。彼はいまそのことを他の人に伝えることによって感謝を表わしています。―エホバの証人の年鑑から
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