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ヱホバがその異常な業に立ち上るときものみの塔 1959 | 6月15日
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キリスト教国の酒酔いたちは,この世と同盟して酩酊の精神で正気を失つています。そして,真すぐに物事を見ることもできず,決定をする際にも不たしかな決定をいたします。しかし,イエス・キリストは,そのような者たちとは異り,ヱホバの御霊にみちているので,真つすぐに歩き,明白な決定をするでしよう。ヱホバは,イエスを通して『公平をはかり縄とし,正義をおもしとす』御国に反対している酔つぱらいの敵共は,全く滅ぼされてしまいますが,ヱホバの聖なる御名と宇宙的な至上権には公正がなされ,これらのものは立証されます。
17 (イ)霊的な戦いをしている私たちにとつて,ヱホバはマゴクのゴグの攻撃軍勢に対して何になりますか。(ロ)霊的な酒酔い人とは異り,誰と契約をむすび,そしてその者のごとく見るのは正しいことですか。
17 このサタンの世に対する勝利は私たちに保証されています,なぜならイザヤの約束によると,万軍のヱホバは『軍を門より追いかえす者には力』となるからです。それで,私たちが『神からの全き武具』を身につけて霊的な戦をするとき,ヱホバの力はマゴグのゴクの攻撃の軍勢を『門より』追いかえすでしよう。そして,尊い王なる岩の上に建てられたヱホバの見える制度は存続するでしよう。ヱホバの不思議な行いと異常な業は,キリスト教国の制度を一掃して,この世のキリスト教国の同盟国はみな滅びてしまうでしよう。王なる岩の上に建てられたシオンは,勝ち残ります。この者は『死とハーデス(又はショール)とのかぎ』を持つているのです。私たちはこのものと契約をむすび,この者の見るごとく物事を見なければなりません。すなわち,只一つの目的,ただ一つの目標,すなわちヱホバ神の御こころということをもつて見なければならないのです。王であるイエス・キリストは,ショオールと死の正反対です。なぜなら,彼は『よみがえりであり,命である。』― 黙示 1:18。ヨハネ 11:25。
18 (イ)なぜ私たちは恐れませんか。私たちの誠実な祈りは何ですか。(ロ)私たちはどんな特権を自分のものに持ちつづけたいと欲しますか。そのようにして,何が行われるかということについて,すべての人は何を知りますか。
18 それで,シオンにここの王なる岩を置き給うたヱホバの証者である私たちは,天と地における将来の発展に対して安全であります。私たちは恐れません。ヱホバの行いは不思議のものであり,近い中に行う彼の業は異常なものでしよう。しかし,私たちはヱホバの御こころが成し遂げられるようにと誠実な祈り,熱心な祈りを捧げます。その滅亡について,またヱホバが決定した事柄について,すべての国に警告として告げることが,今後ともひきつづき私たちの特権でありますように! そして,それが成就するとき,万軍のヱホバ,『栄のかんむり』と『美しき冠』がイエス・キリストにより御自分の立証のためにそれを行つたとすべての人は知ります。そのごとくなりますよう! アーメン!
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「御心が地に成るように」(その12)ものみの塔 1959 | 6月15日
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「御心が地に成るように」(その12)
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