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「全能の神の大いなる日の戦争」中の安全ものみの塔 1961 | 1月1日
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なければなりません。エホバの王イエス・キリストは,いまこの証言がなされねばならぬと命じました。
53 正しい道をとるなら,おそらくどんなことがあなたに生ずる,とゼパニヤは述べていますか。何を楽しむことができると,詩篇 90篇1,2節は言っていますか。
53 もしこの世の「終りの時」に,私たちが明白に述べられたこの道に従うとき,「さすればなんじらヱホバのいかりの日に或はかくさるることあらん」と霊感をうけた預言者ゼパニヤは述べています。(ゼパニヤ 2:2,3)私たちをかくし給うエホバのところにいて,私たちはなんとすばらしい安全を楽しむのでしょう! なんという休息,なんという平和,そしてこの世の敵国に対して神が怒りを示す日に生き残れるとは,なんと心わき立つ期待なのでしょう! 霊感をうけた詩篇記者は,そこで楽しむ奇跡的な安全について,次のように美しく描写しています。「至上者のもとなる隠れたるところにすまふその人は全能者のかげにやどらん われヱホバのことを宣べてヱホバはわが避所わが城わがよりたのむ神なりといはん」。
54,55 (イ)かくされていながら,何を見,何を目撃しますか。(ロ)なぜ「長寿」のむくいは,満足をもたらしますか。なぜエホバによる救いは,永遠のものですか。
54 全能の神の戦争が悪い敵共を絶滅するとき,私たちは神の翼のかげにかくされそして,次の言葉を経験するのです。そのことを考えてごらんなさい「千人はなんぢの左にたふれ万人はなんぢの右にたふる,されどその災害はなんぢに近づくことなからん なんぢの眼はただこの事をみるのみ,なんぢ悪者のむくいを見ん」。それで,私たちは賢明にこの残っている時を活用し,エホバを求めてその御名を求めることができますように! なぜなら,全能の神は次のように言われていますから,「かれ我をよばゞ我こたへん我その苦難のときにともにをりてこれをたすけこれをあがめん われ長寿をもてかれを足らはしめかつわが救をしめさん」。―詩 91:1,2,7,8,15,16。
55 「全能の神の大いなる日の戦争」の後の新しい組織制度内で「長寿」― なんとすばらしい報いでしょう! それは満足をもたらします。なぜならその新しい組織制度を支配する御国は,善意者にとって祝福となるからです。神は,神を求める者たちに永遠の救いを得させます。なぜなら,救をもたらす神の御国は永遠にわたって存続するからです。それで,ごく間近い将来および永久にわたる私たちの安全は,神の御国にあるのです。私たちがいまそれを探すなら,私たちの行いは生命の報いをもたらします。
56 なぜ私たちは,「全能の神の大いなる日」をたたえることができますか。いま私たち全部は,何を見出すために加わるべきですか。
56 それで,すべてのものは「全能の神の大いなる日」をたたえましょう! その日がはやく来るようにしましょう。なぜなら,それは真の神エホバとそのキリストによる正義の政治にとって栄光にかがやく勝利をもたらし,かつ生きている者も死んでいる者も,すべての善意者には永遠の救いをもたらすからです。いまエホバの御国の幸福な証者に加わり,安全なかくれ所を見つけて下さい。そして「『全能の神の大いなる日の戦争』中の安全」を得てください。
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ペナンからの報告ものみの塔 1961 | 1月1日
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ペナンからの報告
仕立屋で働いていたある青年は,配布された小冊子を読んで強く心を動かされました。彼は,その小冊子の裏に出ていた広告を見て中国語の「神を真とすべし」という本を取りよせるため香港に手紙を送りました。協会は会衆に再訪問用紙を送って,この人を再訪問させました。魂,地獄,三位一体に関してなされた彼の質問は満足のいく解答が与えられ,研究が始まりました。3週間後彼は,他の伝道者たちについて伝道に出かけました。そして2ヵ月後には巡回大会で洗礼を受け献身を象徴しました。
店で長時間働かねばならないので,伝道に出かけられるのは日曜日だけでした。しかし日曜日には野外奉仕を8時間行ない,1ヵ月には平均48時間を奉仕にささげました。中国語だけしか話せないので,中国語で行なわれる聖書研究のグループをつくるのを援助しました。それには,8人から10人の中国語を話す人々が定期的に出席します。彼の熱意は急速に高まり,研究を始めてから1年もたたないのに,いまはすでに開拓奉仕の申し込みをしています。羊は,店の中にもいるのです!
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