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古い世に死んで新しい世に生きるものみの塔 1957 | 9月15日
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防禦と攻撃方法をそなえ,反抗の用意をすることです。攻撃に堪えせしめるものを思と心につけることです。なぜですか。私達の目的は,古い世に死んで,新しい世に生きることですから,この様に武装しなければなりません。破滅を宣告されている悪しき世をのがれ,『御国に移される』にふさわしき者と証明する戦いですから,これに従事しなければなりません。
キリスト・イエスを考えてみましよう。彼の覚悟はどんなものでしたか。『私達の残りの生涯を,人間の欲情によらずに過ごそうとするなら,是非彼の覚悟を身につけるべきです。先ず最初に,彼は自分の仕事を知つてから,その仕事をいたしました。どんなものでも全く彼の弟子たちが申し述べた悪いすすめも,彼を止めることはできませんでした。サタンと悪鬼は彼に反対し,それらのものの地上の代表者達も反対しましたが,どんなことをしても,イエスは他の事に気をとられませんでした。彼は神に奉仕しつづける事をなすのみでした。これが彼の覚悟だつたのです。このように武装することにより,たたかうことが出来,勝つことが出来ました。私達も同じ覚悟で武装しなければなりません。
くるしみの唯中にあつて,キリスト・イエスは,ヱホバに忠実を証明しました。私たちすべてのものが,彼の様な覚悟をもてますか。もし,私達が古い世に「死」すなら出来ます。
しかし,希望,目的,前途のある新しい世に生きなさい。神は新しい世を愛して居られます。『神はそのひとり子を賜わつたほどに,この世を愛して下さつた。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで,永遠の命を得るためである。『(ヨハネ 3:16,新口。)私達はすべて,神の愛するものを愛し,神の是認されたものに,熱烈な関心を示すべきです。私達はそうしていますか。もしそうしていないなら,ぐずぐずしてはいけません,今すぐ,それ以外のすべてのことは第二義的なものであると,決定しなさい。新しい世は永遠につづくでしよう。ですから,新しい世にみちびく道に進みなさい。その中に残りなさい。そして,そのために生きなさい。新しい世によつて元気ずきなさい。生命に近ずきなさい。奮起しなさい。新しい世のために働き,生活する名誉と特権を今たのしみなさい。
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ヱホバの民の監督ものみの塔 1957 | 9月15日
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ヱホバの民の監督
『どうか,あなた方自身に気をつけ,またすべての群に気をくばつていただきたい。聖霊は,神の会衆を牧させるために,あなた方をその群の監督に任命したのである。』― 使行 20:28,新世。
1,2 新しい世の社会の増加の影響は何ですか。この増加は,どのように予言されていましたか。
新しい世の社会の驚くべき増加は,この世をびつくりさせると共に,ヱホバの証者をよろこばしています。いままでの30年間に1374パーセントも奉仕者が増加しているのですから,ニュース記者がヱホバの証者を世界でいちばん早く増加する宗教だと言つたのも,まつたく当然でありましよう。しかし,増加は終つてはいません。さらに多数の人が来るはずです。そして,聖書の保証によれば,ヱホバの崇拝が全く地に充ちるまでこの増加はつづいて行きます。―イザヤ 11:9; 60:8。
2 多数の『他の羊』が新しい世の社会に入つて来ております。そのことについて,ヱホバは,ずつと以前に予言者ゼカリヤに霊感を与えて,その第8章23節で次のように書かせました,『万軍のヱホバかく言いたもう。その日にはもろもろの国語の民十人にてユダヤ人ひとりのすそを捉えん。すなわち,これをとらえて言わん。我ら汝らと共に行くべし。そは,我ら神の汝らと共にいますと聞きたればなり。』それで,神は数多い崇拝者の群を迎え入れるようにとの指示を,御自分の神権制度に対して発せられます。たしかに,神は,神の家に集まつて崇拝をする人々の為に適当な御準備を設けておられます。それで,そのような御準備は合理的ではありませんか。
3 地上につくられた生ける魂,特に人間を支えるために,神はどんな準備を設けられましたか。
3 ヱホバは,御自分の被造物のために御準備をつねに設けませんでしたか。地
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