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記念式に対し準備する王国宣教 1979 | 3月
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式の意義を一緒に話し合えばお互いに,そして他の人に対して愛を示す必要を思い起こす助けとなるでしょう。―ヨハネ 13:34,35。テサロニケ第一 3:12,13。
特別公開講演
5 今年,特別公開講演は4月1日に全世界,共通の主題で行なわれます。その主題は「飢えていても幸福 ― なぜですか」と題するものです。本当に時宜にかなったものだと思いませんか。4月1日に巡回大会,巡回訪問などが予定されている会衆では,これらの活動が終わってからできるだけ早い時期に,特別公開講演を計画できます。例年ですとこの特別講演は朗読原稿によるもので,その全文は4月15日号「ものみの塔」に掲載されるものでした。しかし,今年からこの講演は通常の講演のように筋書きによるものとなり,「ものみの塔」には掲載されません。
6 今年,この特別講演に関しもう一つ新しい試みがなされます。それは特別の招待ビラが取り決められ野外で大規模に配布されます。みなさんの会衆でもすでに注文しておられることでしょう。どうぞ,この特別講演ビラを十分に活用して,大勢の新しい方々を招待なさってください。そして,この特別公開講演に出席なさった方々を4月11日の記念式にも暖かく迎えましょう。
7 4月初旬のこれら二つの特別の活動はわたしたちの心をおどらせるものとなるでしょう。そして3月はこれら活動に対し十分そなえる機会となるのです。あなたは3月中,または4月中補助開拓者となってこの業に十分にあずかれますか。また,あなたと研究しておられる方々は,こうした時期に,あなたと共に野外に出て,エホバの愛に答えて,エホバを賛美するようなところまで進歩してきていますか。もしそうならばかわるがわる幾度も証言や提供を練習し,野外で奉仕の友となって,一緒に奉仕するようにいたしましょう。わたしたちみなは,このような新しい奉仕者の誕生を喜ぶのではありませんか。
8 確かに記念式の時期,わたしたちは霊的に忙しい時を迎えます。しかし,イエス・キリストが宣べ伝え,弟子をお作りになったように,わたしたちもその足跡にしっかりと従って歩む時,その喜びは何と大きいのでしょう。イエスが羊のような人々にお示しになったと同じような自己犠牲と愛の精神に引き続き見倣って,強められますように。
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雑誌経路を試みてみましたか王国宣教 1979 | 3月
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雑誌経路を試みてみましたか
1 野外奉仕をしていてしばしば気付くことですが,ある家の人は毎回訪問のたびに提供される雑誌を喜んで受け取ります。あなたもそのような人に会ったことがありますか。いろいろな理由で予約はしないものの,わたしたちの雑誌に関心を示すのです。そのような時,何を行なったらよいでしょう。一,二週間後に,最新号の雑誌を持って再び訪ね,雑誌経路を始めてみてはどうですか。
2 確かに,わたしたちは良いたよりの定期的な宣明者でありたいと思っています。そうではありませんか。奉仕における定期性はわたしたちの信仰を強め,奉仕をより効果的なものとします。そして,ここに雑誌経路の利点の一つがあるのです。雑誌経路を持つ人は自分の経路に入っている人々に雑誌を届けるため,毎週あるいは隔週に定期的に奉仕に出ます。そしてしばしば二人の伝道者が共に働くことができます。つまりより多く経験を積んだ奉仕者が経験の少ない奉仕者を野外で援助したり訓練したりすることができます。それで雑誌経路は実際に二人の伝道者が定期的で,効果的な王国の良いたよりの宣明者となるのを助けます。
3 雑誌経路の別の益は人々に対し定期的な訪問がなされるということです。行なわれる証言は簡潔なものかもしれませんが,毎回の訪問で真理の種がまかれるのです。機敏な伝道者はどの訪問を続けていったら良いかすぐ分かるでしょう。そして多くの伝道者や開拓者はこれが新しい家庭聖書研究を始める優れた方法であることを知りました。それで良い雑誌経路は雑誌を配布するのを助けるばかりでなく,本当に羊のような人を探し出し,その人たちがキリストの弟子となるようわたしたちが援助するのに役立ちます。
4 ある伝道者は商店の店員やそこで働いている人と雑誌経路を設けるのは益があることを知りました。このようにして,これらの伝道者は定期的に店から店の奉仕を行なうことができ,他の方法では真理につき聞くことがないような忙しい人々に簡潔に証言することができるようになりました。
5 時々あなたの雑誌がたまってしまうことがありますか。定期的な雑誌経路は確かに雑誌を読者の手に渡してゆくのに助けとなります。というのは雑誌の中にはどんな記事が含まれているのかを知り,それらが自分の家に届けられるのを喜ぶ人の所に雑誌を携えて行くからです。
6 まだ雑誌経路をお持ちでないなら,始めてみるよう試みてはいかがですか。そこには多くの利点と祝福があるのです。そして雑誌を持って再び訪問するたびに,証言をするということを覚えておきましょう。そうすれば再訪問として数えることができます。あなたの経路を確立するために少しの時間とねばり強い努力が必要ですが,それは報いと祝福に値するものです。
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わたしたちの奉仕を成功させる ― 定期性を保つことによって王国宣教 1979 | 3月
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わたしたちの奉仕を成功させる ― 定期性を保つことによって
1 イエスはご自分の追随者たちに次のような招待を差し伸べられました。「わたしのくびきを負ってわたしの弟子になりなさい。わたしのくびきはここちよく,わたしの荷は軽いのです」。(マタイ 11:29,30)わたしたちは自分から喜んでこの『ここちよいくびき』を負いイエスの弟子になりました。しかしながら『軽い荷』とは何を意味していますか。
2 それは,クリスチャンとして行なうべき業です。わたしたち個人の奉仕の務めを意味しています。家族に対する責任,会衆に対する責任などがありますが,それ以上にわたしたちのすべてはエホバ神のお名前を立証する責任を持っています。これこそ最大の務めであり,またわたしたちの強い願いでもあります。(マタイ 6:9)このことは,み名をできるだけ広く宣明することによって,またみ名にふさわしい生活をすることによって成し遂げられるでしょう。それで,野外奉仕の務めはクリスチャンが喜んで担う『軽い荷』です。
3 野外奉仕の務めを成功させるのは難しいことですか。決してそうではありません。もしわたしたちが神を愛し,働き続けるならば,わたしたちの奉仕の務めは成功しているのです。(ヨハネ第一 5:3)言い換えれば,わたしたちがやめてしまうときにのみ,わたしたちの奉仕の務めは失敗してしまうのです。費やした時間や配布した出版物の数,その他奉仕の効果性などにこの奉仕の成功あるいは失敗が依存するのではありません。それにしても,失敗することがあり得るのでしょうか。
4 丸一か月間,良いたよりを他の人々にまったく伝えないでいるならば,それは生じ得ます。そのような月を時々もつ人は不定期的な伝道者,そして連続して6か月間その状態が続いた人は不活発になった人とみなされます。そうした人々は「信仰において安定した者」ではなく,奉仕の務めあるいは業をやめてしまう危険があります。(コロサイ 2:7)それに加えて,健康や他の制限がないにもかかわらず,毎月わずかの時間だけ奉仕に参加している人のこともわたしたちは心配しています。できれば毎週,少なくとも毎月定期的に奉仕に参加し,業をやめる者ではなく,「りっぱな業に熱心な民」の一人であることを実証し続けることはなんと大切なことでしょう。(テトス 1:14)あなたは定期的に奉仕することによって「常に賛美の犠牲を神にささげ」るように決意しておられますか。―ヘブライ 13:15。
5 日本において,奉仕者の約8%が野外奉仕に不定期的であることが報告されています。世俗の仕事,妊娠や出産,本人や子供の病気,移転,家族の反対,経済的な圧力,学校の試験などが原因の主なものとしてあげられておりますが,これらが奉仕の定期性を保つ上での障害となり得ることは十分に理解できます。しかし,ある程度予期できる事柄に備えて,さらには突然生じうる事柄さえ予期して前もってよく計画し,あらかじめ時間を買い取っておく熱意を示し,そして野外に出掛けられないとしても非公式にでも音信を他の人に伝えたいとの意欲を示すことによって定期性を保ってまいりましょう。イエスは「収穫に働き人を遣わしてくださるよう収穫の主人にお願いしなさい」と言われました。(マタイ 9:37,38)パウロも「賢い者の歩き方であるようにし,自分のために,よい時を買い取りなさい」と勧めています。―エフェソス 5:15,16。
6 エホバやイエス・キリストがわたしたちにできる以上を求めておられるのではないことを知るのは,なんと大きな励みになることでしょう。イエスの「くびきはここちよく」,「荷は軽いのです」。わたしたちに求められているのは魂をこめた奉仕です。ですからわたしたちはそれぞれの境遇に応じた予定表をつくり,それに野外奉仕を必ず組み入れ,しっかりとつき従うことによって奉仕の定期性を保つように努めましょう。そうすれば,あなたの奉仕の務めは成功し続けるに違いありません。
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会話するための話題王国宣教 1979 | 3月
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会話するための話題
成功する生き方 ― ヨシュア 1:8。
聖書の中に書かれている事柄を熟考し,それに従って行動する。
(1月21日の週の奉仕会プログラムも活用できる)
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日本の野外奉仕報告: 12月王国宣教 1979 | 3月
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日本の野外奉仕報告: 12月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 1,019 138.7 70.6 5.3 130.4
開拓者 6,058 84.6 35.0 3.4 57.8
補助開拓者 4,246 63.4 25.6 2.3 37.0
伝道者 35,352 14.5 6.1 0.8 11.1
合計 46,675 書籍配布: 118,833
新しく献身しバプテスマを受けた人: 258
昨年の平均に対する伝道者の増加: 7%
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会衆の書籍研究王国宣教 1979 | 3月
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会衆の書籍研究
「神の王国」の本による会衆の書籍研究
3月 4日に始まる週 44-55ページ*
3月11日に始まる週 55-63ページ
3月18日に始まる週 64-70ページ
3月25日に始まる週 71-82ページ*
* 副見出しまで
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